AWキッチンでイタリアン・ディナーのあとの〆は、三ぶんで日本酒、日比谷 3 | ワインは素敵な恋の道しるべ

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

昨年12月のこと、ちぃさんと過ごす丸の内の楽しい夜の続き。

『AWキッチン』でイタリアン・ディナーを楽しんだあとは、丸の内仲通りのイルミネーションを鑑賞しながら日比谷までやってきた。

 

丸の内仲通りから晴海通りを渡り、日比谷仲通りへ。

日比谷仲通りのイルミネーションも美しい。

 

「東京ミッドタウン日比谷」のステップ広場にはクリスマスツリー。

 

開催されているのは、”ヒビヤ・ウインター・スクエア”。

「モアナと伝説の海2」の世界を表現する7本のクリスマスツリーが設置されている。

 

次々と変わる色が美しく、見飽きない。

でも外は寒いので、館内に移動することにする。

 

向かったのは、『三ぶん』。

 

ここは人気の割烹、『三分亭』の立ち飲みコーナー。

『三分亭』の美味い料理を美しい器で気軽に食べることが出来るお店。

 

カウンターの長辺には先客が四人。

入り口側のカウンターの短辺で飲むのは初めて。

 

ここでは日本酒を飲む前にお粥を一口飲むことになっている。

 

ワインをたっぷり飲んできているが、酒が変わればまた飲めるものだ。

ちぃさんの酒は、山形県東田川郡庄内町の鯉川酒造が醸す、鯉川 純米 うすにごり酒。

 

山形県産米を60%まで磨き、協会701号酵母で醸されている。

うすにごりだが日本酒度は+5で、米の旨味を持ちながらきりりと引き締まった辛口。

 

私の酒は、ちぃさんと同じく鯉川酒造が醸す、鯉川 純米 しぼりたて生酒。

 

山形県産米を60%まで磨き、山形酵母で醸されている。

上品なフルーツ香を持つ、フレッシュ&フルーティーな酒だ。

 

ちぃさんと乾杯。

飲み比べをした結果、ちぃさんはうすにごり、私は生酒の方が好みだった。

 

お腹はまだいっぱいだが、酒のアテにおでんを少し注文。

がんもどき、出汁巻たまご。

 

ちぃさんの二杯目の酒は、奈良県桜井市の今西酒造が醸す、みむろ杉 特別純米酒 辛口 露葉風。

 

奈良県唯一の酒造好適米、露葉風を60%まで磨いて醸された酒。

 

私の酒は、鳥取県境港市の千代むすび酒造が醸す、千代むすび こなき純米 超辛口。

境港は水木しげるさんの故郷なので、ラベルの絵も子泣き爺。

 

使用米は五百万石、精米歩合は60%、日本酒度は+15の辛口。

 

サクッと飲むと帰途に就く。

2階の窓から見下ろす7本のクリスマスツリーが美しい。

 

帰りは地下から。

日比谷アーケードにもクリスマスツリー。

ちぃさんと過ごす、丸の内、日比谷での楽しい夜でした。