12月のこと、彼女と表参道のフレンチ/イタリアン、『カフェ&ダイニング ゼルコヴァ』で過ごす楽しい夜の続き。
今夜はシャンパーニュ・ディナー。
飲んでいるシャンパーニュは、ルイ・ブーヴィエ、ブリュット。
シャンパーニュはまだ残っているが、ポワソン用に白ワインをグラスで。
今夜のコースに付いている白ワインは3種あるが、宮澤支配人がもっと良いボトルを抜栓してくれる。
アメリカ、ワシントン州、コロンビア・ヴァレーのパワーズ・ワイナリーが造る、パワーズ、シャルドネ、2022年。
バックラベルの説明によると、このシルエットはオーナーのビル・パワーズ、そしてエチケットの葉っぱに描かれた渦巻き模様は、ビル・パワーズの指紋なのだそうだ。
左の3本が、コースに含まれる3種のワイン。
赤海老のカダイフロールと本日のお魚の盛り合わせ。
本日の魚は、メカジキ。
赤いソースはトマトのピューレ。
メカジキには魚介出汁のソース。
赤パプリカのパウダーが添えられている。
ヴィアンドに合わせて赤ワインもグラスで。
右の3種類がコースに含まれているボトル。
赤も特別なワインを出してくれた。
アメリカ、ワシントン州、コロンビア・ヴァレーのパワーズ・ワイナリーが造る、パワーズ、メルロー、2020年。
彼女が、パワーズのメルローだけでなく、カベルネ・ソーヴィニヨンも飲みたいというと、宮澤さんが「どうぞ飲み較べてください」とグラスを更に2個持ってきて注いでくれる。
右側は、オーストラリアのデ・ボルトリが造る、ロリマー、カベルネ・ソーヴィニヨン、2022年。
左がメルロー、右がカベルネ・ソーヴィニヨン。
色合いはどちらも濃く、ほとんど違いがない。
飲み較べると、彼女はカベルネが、私はメルローが好み。
実は彼女はメルローがあまり好きではないのだ。
USサーロイン、グレイビーソース。
添え物は、ポテトに加え、ピラフとアーモンドチップ。
焼き色が素晴らしい。
肉は柔らかく、旨味がたっぷり。
メルローとカベルネを交互に飲みながら肉を味わう。
いっぱい飲んだので、デザートの前にお化粧室へ。
毎回書いているが、化粧室はこの長い廊下の奥の左側。
そして奥の右側には結婚式場。
デザートはカフェでどうぞと、宮澤さんが案内してくれる。
ソファー席に座り、カフェのインテリアを眺める。
デザートの盛り合わせが届く。
シフォンケーキ、ニューヨーク・チーズケーキ、ティラミス。
彼女の飲み物はコーヒー。
私はなんと、まだシャンパーニュを飲んでいる。
今夜も美味しくいっぱい食べ、美味しくいっぱい飲んで大満足。
宮澤支配人に見送られ、満腹満足で帰途に就く。
彼女と過ごす、表参道の素敵な夜でした。