紅葉を求めて京都への旅、上七軒、北野天満宮 13 | ワインは素敵な恋の道しるべ

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

昨年11月のこと、大学時代の友人たちと巡る京都旅の続き。

一夜明けた三日目。

この日は神社仏閣を散策。

 

先ずは北野天満宮、のはずが、友人が案内してくれたのは上七軒。

ここに来るのは初めて。

 

ここは祇園と同じく花街。

友人が「提灯の色の組み合わせが祇園と反対でしょ」、と教えてくれる。

 

これが昨夜の祇園花見小路の写真。

提灯の赤と白が反転している。

 

ここは、”上七軒歌舞会”、”上七軒お茶屋協同組合”。

 

塀に囲まれた立派な建物が見えてきた。

 

ここは、上七軒歌舞練場。

 

正面玄関から中を覗くと、とても素敵な造りになっている。

 

上七軒で遊ぶのも楽しそうだ。

 

上七軒を抜けると、北野天満宮の楼門に至る。

ここは菅原道真公を御祭神としてお祀りする全国約1万2000社の天満宮・天神社の総本社。

 

由来書きをふむふむと学ぶ。

 

こちらは宝物殿。

奥は風月殿。

 

三光門から本殿に向かう。

 

国宝の御本殿にお参り。

 

再び三光門から外へ。

 

何かの祭礼の準備なのだろうか。

前日には御茶壷奉献祭・口切式が行われ、四日後には献茶祭が開催される予定。

 

ここにも多くの酒樽が奉納されている。

 

ここで観たかったもう一つの場所は、史跡 御土居。

 

御土居は、豊臣秀吉が長い戦乱で荒れ果てた京都の都市改造の一環として、外敵の来襲に備える防塁と鴨川の氾濫から市街を守る堤防として天正19年(1591)に築いた台形の土塁と堀で、総延長は22.5kmに及ぶ。

御土居の中が洛中、外が洛外と呼ばれた。

今では都市開発でほとんどが取り壊され、残った9か所の御土居が史跡に指定されている。

 

北野天満宮の御土居にはもみじ苑があるが、入り口は閉鎖されている。

 

仕方がないので、下から見上げて鑑賞。

 

北野天満宮の庭に戻る。

ここは船出の庭。

曲水の宴ができそうな庭だ。

 

ご本殿の裏をぐるりと回り、次の目的地に向かう。

 

境内北側の森も黄葉。

 

北門から退出する。

大学時代の友人たちと過ごす、楽しい京都の旅は続きます。