紅葉を求めて京都への旅、 平野神社、鹿苑寺(金閣寺) 14 | ワインは素敵な恋の道しるべ

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

昨年11月のこと、大学時代の友人たちと巡る京都旅の続き。

 

北野天満宮を出ると、付近観光案内図で次に行くべき場所をチェック。

 

向かったのは、平野神社。

 

ここには訪日外国人は一人もいない。

静かな境内を進む。

 

重要文化財の本殿にお参り。

 

本殿の前には舞殿。

 

平野神社で有名なのは、この桜。

平安時代から植樹され、現在では約60種400本の桜が植えられている。

平野神社原木の桜も多い。

円山公園の枝垂桜、”祇園の夜桜”の原木もここにある。

種類毎に開花時期が異なるので、約一か月半の間、桜を楽しむことができる。

 

拝礼して桜苑を出ると、次の目的地へ。

 

きぬかけの路を進み、鹿苑寺へ向かう。

 

鹿苑寺境内も紅葉が進んでいる。

 

境内図を撮影したが、太陽光が強くよく見えない。

 

総門をくぐる。

 

鐘楼のまわりにも紅葉の樹々。

 

拝観料を支払うと、チケット代わりに御守りの札が渡される。

 

鏡湖池の向こうに舎利殿金閣が見えてきた。

ここに来るのは本当に久し振り。

 

晴天なので金閣が明るく輝く。

 

観光客が居ないように見えるが、カメラのアングルを下げるとこの混雑。

日本語はほとんど聞こえてこない。

良い撮影ポジションを確保するのはかなり大変。

 

池を少し回り込んで撮影。

 

屋根から横に突き出ている棒は何かと思っていたが、ここまで来ると判明。

上の屋根から落ちる雨水が下の屋根を傷めないように、雨樋が下の屋根の外まで張り出しているのだ。

西洋建築で言えば、ガーゴイル。

 

金閣の一層には、足利義満像。

(ここからの三枚は鹿苑寺のパンフレットから借用。)

 

二層には、岩屋観音と四天王像。

 

そして三層には仏舎利が納められている。

 

金閣を回り込むと、釣殿がある。

 

退出路は、背後の山を越える。

途中に銀河泉がある。

義満公御茶の水だそうだが、今は殆ど湧き出ていない。

 

山の上から見る舎利殿金閣。

ツアーバスのガイドさんが、ここが金閣を観ることが出来る最後の場所ですと引率する修学旅行の学生たちに説明している。

 

久し振りに見る金閣は美しかった。

鹿苑寺をあとにし、そろそろランチの場所に向かうことにしよう。

大学時代の友人たちと過ごす、楽しい京都の旅は続きます。