昨年9月のこと、ちぃさんと丸の内のブーランジュリー・レストラン、『ポワン・エ・リーニュ』で過ごす楽しい夜の続き。
続く料理はシーフードマリネ。
今夜のシーフードは水蛸。
広げるとこんなに大きい。
そして真鯛。
さらに甲烏賊。
ワインはスパークリング、白、オレンジを飲んだあとは、ロゼ。
素晴らしい作り手のワインが出されてびっくり。
E.ギガル、コート・デュ・ローヌ、ロゼ、2021年。
E.ギガルは北部ローヌを代表する人気の造り手。
濃い目のサーモンピンク。
ラズベリーやダークチェリーの香り。
フレッシュな果実味、柔らかな酸、伸びやかな余韻。
やはりE.ギガルのワインは美味い。
ぶどうは、グルナッシュ70%、サンソー20%、シラー10%。
ぶどう栽培はリュット・レゾネ。
熟成はステンレスタンクで18ヶ月。
二籠目のパンが届く。
コンプレ(奥)、石臼挽き全粒粉40%、サワー種で発酵させたカンパーニュ。
ハニーオーツ(右)、オーガニックオーツ麦と蜂蜜入り、植物性のパンドミ。
フィユ(手前)、北海道産小麦”はるゆたか”100%のリッチな角食パン。
肉料理用には赤ワイン。
大きなグラスが届く。
スペイン、ムルシア州、フミーリャのボデガス・アルセーニョが造る、マイペット、テンプラニーリョ、2022年。
首を傾げたパグが可愛い。
ボデガス・アルセーニョはワインの名産地、フミーリャで最も古いワイナリー。
フレッシュな果実味、まろやかなタンニン、ミディアムボディの洗練されたワイン。
ぶどうはテンプラニーリョ、栽培はサステナブル農法。
岩中豚(いわちゅうぶた)のグリル、マスタードソース。
岩中豚は旨味が強く柔らかいので、多くのシェフが採用し、色々なレストランで食べることが多くなった。
ほんのりピンクの火入れが食欲を誘う。
岩中豚はSPF(Specific Pathogen Free)豚。
肉は厚みがあり、かなりのヴォリュームがある。
添えられているのは、グリーンアスパラガスとズッキーニ。
テンプラニーリョを飲み干すと、再びE.ギガルのロゼ。
ロゼでもしっかりとした果実味があるので、豚肉に良く合う。
三籠目のパンが届く。
フィユ(左)、北海道産小麦”はるゆたか”100%のリッチな角食パン。
グランノワ(右)、テーブルパンとしても楽しめる大型くるみパン。
レザン(下)、国産小麦100%のミルキーな生地に自家製ラムレーズン。
どのパンも美味いが、もうお腹はいっぱい。
ちぃさんと過ごす、丸の内の楽しい夜は続きます。