昨年7月のこと、友人たちと銀座のイタリアン、『アンジェロ』で過ごす楽しい夜の続き。
今夜のメンバーは、Daisyさん、mamiさん、みんみんさん、そして私。
最初はアンティパストミスト。
真ん中には自家製のプロシュート・コット。
左は、炙り鯖のブルスケッタ。
真ん中は、真鯛のカルパッチョ。
右は、鱈のブランダードとポレンタ揚げ。
取り皿が小さいので大混雑。
菅原料理長の前菜は美味い。
前菜に合わせて飲んでいるのは、スペインのボデガス・フェルナンド・カストロが造る、セニョリオ・デ・マレステ、ブリュット、の二本目。
岩のようなゴツゴツしたものが届く。
真鯛のイカ墨フリット、プロシュート乗せ。
真鯛のカルパッチョに続き真鯛のフリットと言うことは、今日は大物の良い真鯛が入荷したのだろう。
硬そうに見えるが、食べて見ると柔らかくて美味い。
白ワインでも乾杯。
白ワインは、副支配人の荒薦さんが私が好きなワインを特別に用意してくれていた。
ニュージーランド、マールボロのスパイ・ヴァレーが造る、サテライト、ソーヴィニヨン・ブラン、2022年。
南島の北端にあるマールボロはソーヴィニヨン・ブランの聖地。
グレープフルーツやライムの爽やかな香り。
フレッシュな果実味、活き活きとした酸とミネラル、後味にはハーブやグレープフルーツの皮のニュアンス。
やはりマールボロのソーヴィニヨン・ブランは美味い。
このワインも、二本飲んでしまった。
プリモピアットは、白海老とカラスミのアーリオ・オーリオ。
Daisyさんが取り分けてくれた。
白海老がたっぷりで美味い。
カラスミも良い働きをしている。
セコンドピアットは、米沢ポークのロースト、黒ニンニクのソース。
これは私が取り分け。
米沢ポークは柔らかく、肉に旨みが強い。
菅原料理長のコースでは、〆にご飯ものが出される。
魚介出汁の洋風茶漬け。
真鯛の出汁で炊き上げたライスに、海老とトマトのソース。
刻んだ鷹の爪とパルミジャーノ・レッジャーノのパウダーを掛けていただく。
真鯛は、カルパッチョ、フリットで出され、アラはスープとして利用されている。
ドルチェは、オレンジのパンナコッタ。
お腹はいっぱいでもスイーツは別腹。
美味しくいただく。
今夜の『アンジェロ』も楽しかった。
荒薦さんに見送られ、店をあとにする。
長い階段を上り外に出ると、雨は小降りになり、雷鳴も聞こえない。
友人たちと過ごす、銀座の楽しい夜は続きます。
Daisyさんの記事はこちら。
mamiさんの記事はこちら。