日本橋でお花見のあとのディナーは中華料理、CHINESE 青菜、丸の内ブリックスクエア 3 | ワインは素敵な恋の道しるべ

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

4月のこと、日本橋の江戸桜通りと日本橋さくら通りで花見を楽しんだ後、「丸の内ブリックスクエア」の中華料理店、『CHINESE 青菜(チンツァイ)』でちぃさんと過ごす楽しい夜の続き。

 

続く料理は、北京ダック。

皮だけでなく肉も付いていてヴォリュームがある。

 

カオヤーピン(烤鴨餅)と甜麵醬ベースのタレも届く。

 

カオヤーピン(烤鴨餅)にタレを塗り、胡瓜と葱、そして北京ダックをのせる。

 

鴨が肉厚でしかも四角いので、上手く巻けない。

でも美味しければそれで良い。

 

もう一つ作ることに。

残った胡瓜と葱を全てのせる。

 

具が多すぎて巻けないので、包む。

どう見ても、北京ダックには見えない。

 

一緒に付いてきた脚は私がいただく。

肉も、カリカリの皮も美味い。

 

飲んでいるワインは、グラン・シェ・ド・フランスが造る、レ・ダムリエール、ヴァン・ムスー、コレクション、ブラン・ド・ブラン、ブリュット。

 

今夜の特撰海鮮料理は、海老。

 

適度に辛く適度に甘く、美味い。

 

スパークリングワインのボトルを飲み干すと、ちぃさんはハイボール。

 

私は紹興酒を常温で。

 

今夜の特撰肉料理は、牛肉。

 

二人に取り分け。

結構なヴォリュームがある。

 

肉に合わせ、紹興酒は二杯目。

 

何だかお酒が止まらなくなった。

再びレ・ダムリエールを抜栓。

 

〆は、ほぐしフカヒレご飯。

 

土鍋の中にはたっぷりのご飯とフカヒレ。

 

量があるので、ちぃさんが二杯、私が三杯か四杯。

美味いがお腹はもういっぱい。

 

それでもスパークリングワインは別腹。

 

二人で飲めば、一本はあっと言う間。

 

食後のスイーツは杏仁豆腐。

 

ちぃさんが食べないというので、私が二つともいただく。

 

食べ過ぎ飲み過ぎで店を後にする。

日曜日の夜は客が少ないようで、途中からは私たちの貸し切りとなってしまった。

 

一階に下り、中庭に出る。

『青菜』は空いていたが、人気店の『A16』は多くの客で賑わっている。

 

夜の「ブリックスクエア」も良いものだ。

「三菱一号館美術館」のリノベーションが終わり、壁の覆いが取れると一層美しくなるのだが、それは秋まで待たなければならない。

 

「ブリックスクエア」に別れを告げ、丸の内仲通りを日比谷に向かって散策。

 

日曜日の夜の丸の内仲通りは閑散としている。

 

「ザ・ペニンシュラ」の7階の窓からこちらを見下ろしているのは、ガーゴイル。

ここにあった日比谷パークビルに設置されていたもので、作者は彫刻家の故黒田嘉治氏。

ちぃさんと過ごす、丸の内の楽しい夜でした。