9月のこと、六本木、「国立新美術館」のフレンチ、『ブラッスリー ポール・ボキューズ ミュゼ』で今年も開催した、茶目子さんとの合同誕生会の続き。
今夜のコースメニューをチェックし、ワインを選ぶ。
最初のボトルは、やはり泡。
私のブログの常連ワイン、ヴーヴ・アンバルのクレマン・ド・ブルゴーニュ、ロゼ、ミレジム、2019年。
「お誕生日おめでとうございます」の乾杯。
ストロベリー、フランボワーズの香りと強いガス圧。
しっかりとした果実味、活き活きとした酸味とミネラル。
ヴーヴ・アンバルのミレジムは美味い。
このセルヴィエットを見ると、食欲が湧いてくる。
まさにパブロフの犬状態だ。
バゲットが届く。
お供は、カレー風味の鶏のリエット。
パンに良く合って美味しいが、料理のヴォリュームがあるのでパンの食べ過ぎは要注意。
「グラスにヴーヴ・アンバルの名前が入っている」と、茶目子さん。
今まで気が付かなかったが、確かにヴーヴ・アンバルの名前と紋章が入っている。
松尾支配人に聞くと、今回初めて使用した名前入りのグラスとのこと。
アミューズが届く。
オリーブのサブレ、ジェノヴェーゼのマドレーヌ。
茶目子さんが選んだアントレは、鴨のテリーヌ カンパーニャ風、リンゴと生姜のチャツネ添え。
植田シェフの鴨のテリーヌは質量が高く美味い。
私のアントレは、フランス産エスカルゴのブルゴーニュ風。
大きなエスカルゴが6個。
香りが素晴らしい。
麵リフトを真似て、エスカルゴリフト。
エスカルゴを一つ、茶目子さんにプレゼント。
茶目子さんからは、鴨のテリーヌを一切れいただく。
ポワソンは、夏ダラのポワレ、ピペラード添え、ベアルネーズソースとバジルのソース。
肉厚なタラはカリッとポワレされ、中はジューシー。
真っ赤なペピラードの彩が美しい。
ペピラードとベアルネーズソースとバジルノソースでの味変も楽しい。
料理が美味いとワインが進む。
ヴーヴ・アンバルのクレマン・ミレジムは最後の一杯となってしまった。
そろそろ抜栓しておいた赤ワインのボトルを出してもらうことにしよう。
茶目子さんと過ごす、六本木の「国立新美術館」の『ブラッスリー ポール・ボキューズ ミュゼ』の楽しい夜は続きます。