ブヴェットでフレンチ・ディナー、〆は大好きなセンチュリーコート、バー・マーブルでカクテル | ワインは素敵な恋の道しるべ

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

「東京ミッドタウン日比谷」のカジュアル・フレンチ、『ブヴェット』で彼女と過ごす楽しい夜の続き。

 

ヴィアンドが届く。

コース料理はコック・オ・ヴァンだったが、追加料金を払ってステーキフリットにアップグレードしてもらった。

 

この焼き色が食欲を誘う。

結構ニンニクが効いているが、彼女と同じ物を食べるので問題ない。

 

赤ワインが進み、既に四杯目。

 

飲んでいるのは、コート・デュ・ローヌのヴィニュロン・ド・ランクラーヴが造る、ガリゲット、セレクション・バリグール。

 

デセールが届く。

 

スプーンチョコムースとシフォンケーキ。

 

たっぷりのコーヒーが嬉しい。

 

ソーサーには、『ブヴェット』のトレードマーク。

今夜も満腹満足で店をあとにする。

 

「東京ミッドタウン日比谷」では5周年記念の様々なアニバーサリーイベントが開催されている。

その内の一つが、江口寿史イラストレーション展「東京彼女」。

 

1Fのインフォメーションで『ブヴェット』のレシートを提示し、先着500名限定の「東京彼女」のノートをゲット。

 

ステップ広場はもうすっかり夜の帳に覆われ、人の姿が少ない。

 

彼女が「今夜はゆっくりしたいな」と言うことで、もう少し飲むことにする。

今夜もゴジラは元気に吠えている。

 

彼女に、ワインバーに美味しいワインを飲みに行くか、バーにカクテルを飲みに行くかどっちが良いか尋ねると、珍しいことにバーでカクテルを飲みたいとのこと。

そこで丸の内仲通りを歩き、「マイプラザ」に向かう。

 

目的の場所は、重要文化財、明治生命館の地下。

 

ここにくると毎回この写真を撮ってしまう。

目的のバーは、この突き当りを左折し、その先を右折し、更に進むと右手に現れる。

 

目的の場所は会員制クラブの『センチュリーコート』のバー。

 

この奥にレストランとバーがある。

 

レストランは今夜も満席。

この右奥にバーがある。

 

来る途中に電話して予約しておいたのは、『バー マーブル』のカウンター席。

 

バーテンダーの佐々木さんが私のウォッカマティーニをステアして作ってくれる。

 

続いては彼女のマルガリータをシェイク。

 

一流のバーのカクテルは美しい。

 

撮影する前に一口飲んでしまった。

ウォッカはベルヴェデールがお気に入り。

 

ワインを沢山飲んできているのでカクテルは一杯だけにしようと話していたのだが、ここに来ると楽しくて二杯目も頼んでしまう。

 

彼女はマルガリータの二杯目。

私はギムレット。

ジンは何時もボンベイ・サファイアを使ってもらっている。

 

支配人の谷内さんが挨拶に来られ、そのまま見送ってもらい店をあとにする。

酔眼でこの通路を見ると、目が回りそうだ。

 

二人とも酔っているので、酔い覚ましに丸の内仲通りを散策して帰ることにする。

彼女と過ごす、日比谷と丸の内の夜は素敵に更けていきました。