今夜のディナーはインド料理で、DIYA、日比谷 2 | ワインは素敵な恋の道しるべ

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

「東京ミッドタウン日比谷」のインド料理店、『DIYA』で彼女と過ごす楽しい夜の続き。

 

タンドール料理が届く。

真ん中には、ミックスリーフのカッテージチーズのサラダ。

 

ワインはアンジュエールのボトルを飲み干したので、白ワインをグラスで。

チリのヴィーニャ・サン・ペドロ・タラパカが造る、コセチャ、シャルドネ、2022年。

 

チリ第二位の名門ワイナリーが造る、ハイコスパなワイン。

豊かな果実味を持つ、キリリと引き締まった辛口。

 

DIYA特製仔羊の窯焼き。

 

プリプリ車海老の窯焼き。

 

メカジキの窯焼き。

 

ソフトシェルクラブの季節野菜のピリ辛炒め。

 

シャルドネは二杯目。

 

ソフトシェルクラブは二人の好物。

マサラ味のソフトシェルクラブが美味い。

 

続いて赤ワインをグラスで。

赤もチリのヴィーニャ・サン・ペドロ・タラパカが造る、コセチャ、カベルネ・ソーヴィニヨン、2021年。

 

プラム、レッドチェリーの香り。

綺麗な果実味を持つミディアムボディ。

 

プレーンナンと全粒粉のナンが届く。

全粒粉のナンは生地の間にバターを挟んで焼かれている。

 

ライスは、ビリヤニ。

野菜がたっぷり入ったビリヤニは単独で食べても美味い。

 

カレーは三種を選んだ。

 

チキン64。

タンドリーチキンと野菜のスパイシードライカレー。

 

スパイシー・シーフードカリー。

 

ローガンジョシュ。

カシミール風マトンカレー。

 

最初はローガンジョシュ。

羊肉のカレーは必ず頼むアイテム。

 

チキン64。

スパイシーなチキンはカレーと言うよりこのまま食べて美味い。

 

スパイシーシーフードカリー。

中には白身魚と海老がゴロゴロ。

 

ビリヤニはカレーを合わせても良いし、そのまま食べても美味い。

私は赤ワインの二杯目。

インドによく行っていた頃は、右手だけで食事をしていた。

一番難しいのは、右手だけでナンをちぎること。

粘りが強いので冷めると指力ではちぎれない。

ポイントは熱い内にちぎることだが、指が火傷しそうになる。

 

彼女は赤ワインを飲んだ後は、マンゴーラッシーカクテル。

私もひと口飲ませてもらったが、とても美味い。

 

食後には、テキーラをストレートで。

私だけのつもりだったが、伊藤店長が気を利かせて二杯用意してくれた。

 

テキーラの香りが素晴らしい。

今夜はショーコさん的な飲み方になっている。

 

デザートは、クルフィ。

 

牛乳を煮詰めて作った、氷菓子。

 

クルフィに、レモンを絞り込んだテキーラが良く合う。

 

二杯とも私が飲んでしまった。

 

店長の伊藤さんに見送られ、店をあとにする。

「久し振りのインド料理は美味しく楽しかったわ。ありがとう」と彼女も満足した様子。

 

お腹がいっぱいなので、少し外を歩くことにする。

 

今夜もゴジラは元気に空に向かって吠えている。

彼女と過ごす日比谷の夜は素敵に更けていきました。