エゴン・シーレ展鑑賞のあとのディナーはお気に入りのイタリアンで、アルヴィーノ、上野広小路 | ワインは素敵な恋の道しるべ

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

東京都美術館で開催された「レオポルド美術館 エゴン・シーレ展」を鑑賞した後は、ディナーのお店に向かう。

 

上野のお山の出口には、満開の河津桜。

 

もう薄暗いので少しくすんだ色になってしまったが、桜の花を観ると春の喜びを感じる。

 

途中、こんな案内を見付けた。

蝦夷鹿を買うことができるとは嬉しい。

日を改めて買いに来ることにしよう。

 

向かったのは、上野広小路の広小路横丁。

 

予約しているのはお気に入りのイタリアン、『アルヴィーノ』。

 

今回もまたこの立て看板を撮影してしまう。

 

ここは鰻の寝床の二階建ての一軒家。

 

一階は9席のカウンター。

二階はテーブル席。

予約しているのはもちろんカウンター席。

 

イケメンの大塚店長を撮影。

右側からの横顔に自信があるのだそうだ。

 

「エゴン・シーレ展」鑑賞で喉が渇いたので、まずはビールでちぃさんと乾杯。

ここの生ビールはカールスバーグ。

 

ストゥッチキーノは、ゼッポリーニ、プロシュートのせ。

 

目の前の黒板には今夜のお薦めメニュー。

 

ベーコンサラダ。

たっぷりのチーズが嬉しい。

 

二人に取り分けるのは私の役目。

厚切りベーコンが何枚も入っている。

 

最初の一杯は二人とも瞬殺。

もう一杯カールスバーグを飲むことにする。

 

アンティパストミストが届く。

 

これはカポナータだと思うが、ここでは何時もラタトゥイユと説明される。

 

生タコのマリネ、サラダ仕立て。

 

テット・ド・モワンヌと鴨ハム。

 

「これはスイスのチーズで、専用の削り器でくるくると歯を回して削るとこんな花のようになるんですよ」と私。

ここの鴨ハムはねっとりと熟成し旨みが凝縮されている。

でも大塚店長によると、残念なことにもう作らないのだそうだ。

 

アンティパストに合わせ、白ワインで乾杯。

今夜はフリーフローでお願いしているので、ワインのボトルは撮影しなかった。

 

ボトルを見せてもらうと、チリのドメーヌ・デ・グラス、エステート、シャルドネ、2021年。

なかなか良いワインを出してくれた。

ちぃさんと過ごす、上野の一軒家イタリアン、『アルヴィーノ』での楽しい夜は続きます。