ラトリエ ドゥ ジョエル・ロブションから鰻繋がりで、スタンド・バイ・ミー、新橋 2 | ワインは素敵な恋の道しるべ

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

新橋のフレンチ、『スタンド・バイ・ミー』で、ちぃさんと過ごす楽しい夜の続き。

 

前菜を食べ終えると、次の料理を何にするかメニューを見ながら検討。

すると、目の前を運ばれていく美味しそうな料理に目が釘付け。

その料理は、フレンチチキン南蛮。

たっぷりのタルタルソースがかかった大きなチキン南蛮が二個。

 

ちぃさんの皿に取り分け。

タルタルソースをいっぱい乗せたら、ポテサラのようにしか見えなくなった。

 

残った私の皿は、ちゃんとチキン南蛮に見える。

この料理は中目黒の星付きレストラン、『CRAFTAL』の大土橋シェフのレシピ。

大土橋シェフの創意工夫に溢れるフレンチは大好きで、シェフとは二度ほどお話しをしたことがある。

 

飲んでいるワインは、オーストラリアのデ・ボルトリが造る、ロリマー、スパークリング、ブリュット。

 

続く料理もトップシェフレシピ、BBQスペアリブ。

青山一丁目の『The Burn』の元シェフ、米澤シェフのレシピ。

 

それにしても、驚きのヴォリューム。

 

骨から肉を外し、二人に取り分ける。

肉はとろとろで美味いが、数種類のスパイスが入ったBBQソースがちょっと甘い。

 

肉に合わせ、赤ワインのボトルを抜栓。

フランス、ラングドック・ルーションのシャトー・ド・グールガゾー、ミネルヴォア、キュヴェ・マチルド、2018年。

 

赤ワインでも、ちぃさんと乾杯。

濃厚な味わいで肉料理に良く合う。

ぶどうはムールヴェードルとシラーで、ぶどう栽培はビオロジック。

 

次はここのオリジナルメニュー。

蝦夷鹿ミディアムレアカツ。

 

この焼き色、いや、揚げ色が素晴らしく、食欲を誘う。

 

ひと口大にカットし、赤ワインと共に味わう。

最高に美味い。

 

ここには〆のメニューとして、貝出汁ラーメン、トロたく丼がある。

でも今夜は、粉もんを選択。

たこ焼きしらすまみれ。

もうお腹いっぱい。

お店の皆さんにお礼を述べ、店をあとにする。

 

お腹がいっぱいなので、少し散策することにする。

 

向かったのは、「日比谷OKUROJI」。

 

昔の煉瓦造りの土台が見えるようにしている場所もある。

 

『EIGHT BASE』は八戸のアンテナショップ。

ここでは一度、ちぃさんと一緒に日本酒を飲んだことがある。

 

『NIIGATA 100』は新潟のセレクトショップ。

 

30分日本酒飲み放題で1,500円の立て看板。

 

これにしようと勇んで店に入る。

でも、「もう終了しました」との冷たい言葉。

「それなら看板を出すな、早くしまえ」と言いたくなるが、大人しく店を出る。

 

終点には「ラーメン・アヴェニュー」。

魅力的なラーメン屋さんが出店しているが、まだお腹は満杯なのでパス。

ちぃさんと過ごす、新橋・日比谷界隈での楽しい夜は続きます。