クリスマス前の休日のランチは素敵にフレンチで、ラトリエ ドゥ ジョエル・ロブション、六本木 | ワインは素敵な恋の道しるべ

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

私の記事はまだ9月。

流石に真冬に半袖の記事を続けるのは気が引けるので、クリスマスの記事をアップ。

12月中旬のクリスマス前の休日のこと、ちぃさんと六本木で待ち合わせ。

 

向かったのは、六本木ヒルズ。

 

66プラザから大屋根プラザに向かう。

レストランのガラスに映っているキラキラは、大屋根プラザで開催されているクリスマスマーケットのイルミネーション。

 

ランチのお店は、『ラトリエ ドゥ ジョエル・ロブション』。

ミシュランガイドで15年連続二つ星を獲得しているレストラン。

 

ここの特徴は厨房に向かい合う長いカウンター席。

写真では見えないが、ずっと奥まで続いている。

私達の予約は13時。

驚いたことに、残っている席は私達の二つのみ。

 

コートを預けると、席に案内される。

 

目の前にはクリスマスの飾りつけ。

 

この食事前のワクワク感が堪らなく好きだ。

 

料理はランチコースをお願いしているので、ワインを選ぶことにする。

 

ソムリエの大川さんにワインをサーヴしてもらい、ちぃさんと乾杯。

 

選んだワインは大好きな造り手、ニュージーランドのフォリウム。

岡田岳樹さんが造るワインだ。

岡田さんのワイン会に参加したのは、2018年のこと。

 

その時の記事はこちら。

 

 

フォリウム、マールボロ、ソーヴィニヨン・ブラン、リザーヴ、オーガニック、2021年。

 

マールボロのソーヴィニヨン・ブラン特有の華やかな香り。

口に含むとグレープフルーツやライムのニュアンス。

凝縮された果実味、際立つミネラル、溌溂とした酸も心地よい。

フォリウムのソーヴィニヨン・ブランは素晴らしい。

 

アミューズ・ブッシュは豚のリエット。

 

パンが届く。

ここのパンは美味い。

帰りにブティックに寄って買って帰りたくなる。

 

ちぃさんのアントレは、ミルフィーユ仕立てにしたスモークサーモンとアボカドのタルタル、グラブラックスソース。

プレゼンテーションがとても可愛い。

 

私のアントレは、炙りうなぎのキャラメリゼ、山芋のフリットと合わせ、ワサビクリームをアクセントに。

緑のはワサビクリーム。

 

愛知県産の鰻を赤ワインとバルサミコを塗って焼き上げている。

この料理を見て、あるお店を思い出した。

そこのシェフは、まさに『ラトリエ ドゥ ジョエル・ロブション』の出身。

その時の記事はこちら。

 

 

ワインと共に、美味いパンも食べることにする。

ちぃさんと過ごす六本木のフレンチ、『ラトリエ ドゥ ジョエル・ロブション』での素敵な午後は続きます。