彼女と、東銀座の歌舞伎座で「芸術祭十月大歌舞伎」を鑑賞した後は、「東京ミッドタウン日比谷」の「日比谷フードホール」で遅めのランチ。
選んだお店は、『ブルックリン・シティ・グリル』。
『ミスター・ファーマー』のコブサラダをここに持ち込んで食べた後は、肉料理。
ここはディナーでは何度か利用しているが、ランチは初めて。
肉を色々食べようと思っていたが、ランチメニューは、BBQビーフプレート、BBQポークプレート、BBQチキンプレートの三種類と、ハンバーガーが三種類のみ。
BBQプレートの肉の量は、150g。
BBQビーフは肉増量1.5倍を注文。
大きな肉に加え、小さめの肉が一枚あるのが増量分なのだろう。
フォカッチャかライスかカリフラワーライスを選ぶことが出来る。
ビーフにはフォカッチャ。
ポークはレギュラーサイズで。
ロース肉が二枚あるので二人に分けやすい。
ポークにはカリフラワーライス。
どちらの皿にも焼き野菜が付いている。
肉に合わせて飲んでいるボトルは、オーストラリアのハーディーズ、ノッテージヒル、ピノ・ノワール、2018年。
肉と赤ワイン、ガッツリ美味しいランチを食べながら、今日の歌舞伎の話しで盛り上がる。
肉用のナイフは、ブラジルのトラモンティーナ。
ランチメニューを注文すると、サラダは食べ放題。
『ミスター・ファーマー』のコブサラダを食べているが、ここのグリーンサラダも食べることにする。
新鮮なグリーンサラダも美味い。
ガッツリ肉とサラダのランチを終えると、『ブルックリン・シティ・グリル』を出て次の店に向かう。
次のお店は、『バル&タパス セロナ』。
これで「日比谷フードホール」のお店を、『ミスター・ファーマー』、『ブルックリン・シティ・グリル』、そしてここと三軒ハシゴすることとなる。
ここはアペロによく立ち寄っているお店。
食後のデザート代わりにピンチョスを軽くつまむことにする。
ここはキャッシュ・オン・デリバリー。
まずはスパークリングワインを購入。
スペイン、カタルーニャ州のハウメ・セラが造る、グラン・リベンサ、カヴァ、ブリュット。
ハウメ・セラは1647年創業の名門。
ピンチョスは、カボチャサラダ、クリームチーズとブルーベリー。
ワインのおつまみにミックスナッツも。
ピントがグラスに合っていない。
冷えたカヴァが美味い。
セパージュは、マカベオ40%、チャレロ30%、パレリャーダ30%。
壁の黒板にはスペインの地図と色々な名物の絵。
書かれているスペイン語を解読するのも面白い。
二人ともスペイン語は出来ないが、彼女はスペイン語と同じラテン語系のフランス語とイタリア語が出来、私はほとんど忘れているがポルトガル語を勉強したことがある。
先程まで満席だったが、ランチとディナーの間の時間になってくると、空席が目立つようになった。
次に混み始めるまでの暫しの静寂。
カヴァの次は白ワイン。
スペイン、カスティーリャ・ラ・マンチャのドミニオ・デ・プンクトゥンが造る、ロベティア、シャルドネ、オーガニック、2021年。
プンクトゥンは十字路と言う意味。
ボデガスの場所がローマ時代の交易の要衝にあることからの命名。
四代続くぶどう栽培農家で、四代目が2006年からワイン生産を開始。
110haの広大なぶどう畑は、全て有機栽培かビオディナミ。
フレッシュで爽やかなシャルドネだ。
お腹はいっぱいでワインもたっぷり飲み、そろそろ帰途に就くことにする。
彼女と過ごす、歌舞伎座と「東京ミッドタウン日比谷」での楽しい休日でした。