9月中旬のこと、六本木のフレンチ、『フィリップ・ミル東京』で誕生日のお祝いランチを楽しみ、歌舞伎座で翌月の公演のチケットを発券したあとは、八重洲地下街に向かう。
ヤエチカには多くの人出。
地下街の南側は改修され、床も天井も随分綺麗になっている。
目的の場所は、「東京ミッドタウン八重洲」。
1F~3Fの本館は2023年3月の開業だが、昨日(2022年9月17日)、B1のみ先行開業したので、見に来たのだ。
長い行列ができている店がある。
ここは沖縄料理の『ポーたま』。
ポークランチョンミートと玉子を、ごはんと海苔で挟んだ沖縄のソウルフード「ポークたまごおにぎり」の専門店。
沖縄に行った時に、コンビニでも売っていたのを思い出した。
『根室花まる』の立食い寿司の店舗もある。
「東京ミッドタウン八重洲」の見学を終えると、少し飲んで帰ろうと言うことで、丸の内側に移動する。
訪問したのは、馴染みのフレンチ、『エリックス バイ エリック・トロション』。
予約無しで訪問するのは初めて。
地区支配人の中島さんが突然の訪問に驚いた表情で迎えてくれる。
ほとんど満席だったが、すぐにカウンターに席を準備してくれた。
ここはフランス国家最優秀職人賞(M.O.F.)受賞に輝くエリック・トロション氏の東京店。
目の前のセラーにはフランスの銘醸ワインが並ぶ。
誕生日の午後なので、シャンパーニュをボトルで。
中島さんとのお話しの中で、「今日は『フィリップ・ミル』でお誕生日のお祝いをしてもらったのですよ」と私。
抜栓したシャンパーニュは、バロン・アルベール、ユージニー・ベザール、ブリュット。
バロン・アルベールは1946年設立の家族経営のメゾンで、現在は三人の姉妹が運営。
55haの自社畑を有し、環境保全・低農薬農法に取り組んでいる。
ちぃさんと乾杯。
フレッシュ&フルーティーな香り。
黒果実の濃厚な果実味。
好きなタイプのシャンパーニュだ。
セパージュは、ピノ・ムニエ65%、シャルドネ30%、ピノ・ノワール5%。
おつまみは、バスク産チョリソー。
サプライズのプレートが届く。
「お誕生日おめでとうございます」と、中島さん。
会話の中で今日が私の誕生日だとわかったので、ハピバプレートを急いで用意してくれたのだ。
こんな心遣いが嬉しい。
『フィリップ・ミル』でのバースデーケーキのプレゼント、『エリック・トロション』でのバースデープレートのプレゼントと、とても嬉しい誕生日となった。
どちらのお店にも感謝。
再び、「お誕生日おめでとう」の乾杯。
今年(2022年)の誕生日はシャンパーニュのハシゴとなった。
中島支配人に礼を述べ、店をあとにする。
『エリックス バイ エリック・トロション』は今夜も満席だ。
ここに来れば、必ず撮影する『メゾン・バルサック』のシマウマ。
ちぃさんと過ごす、素敵な誕生日の午後でした。