9月中旬のこと。
誕生日が近い茶目子さんと今年も一緒にお誕生会を開催することにした。
待ち合わせ時間まで余裕があるので、「六本木ヒルズ」の66プラザを散策。
ここに来たら、ママンにご挨拶。
ウエストウォークには、車椅子と鉄骨で作られたオブジェ。
檜皮一彦氏の”HIWADROME TYPE ε”。
説明によると、「約60台の車椅子が5メートルほどの高さに積み上げられ、LEDや鉄の構造体が組み合わさった立体作品です。全てのパーツがモノクロームに塗装され照明と合わさることで、光の塊のように見えます。檜皮は、自身の障がいを車椅子という形で作品の主題に扱うことで価値の転換、あるいはコンテクストの読みかえの可能性を探求し、独自の表現を創り出します」。
反対側に回ってみると、照明がより美しく見える。
車椅子がとても綺麗だが、新品ではなく、全て廃棄品であってもらいたいなどど考えてしまう。
待ち合わせ時間が近付いたので向かったのは、『シェイクシャック』。
丁度ランチ時ではあったが、入店待ちの人の列は短い。
神宮前に一号店が出来た時は、2~3時間待ちだったのが嘘のようだ。
ランチに何を食べようかとメニューを見ていると、茶目子さんが到着し、揃って入店。
客の数は多くないのだが、レジが一つしか開いていないのでなかなか先に進まない。
実はここを選んだ理由は、午後休を取得した茶目子さんが到着してから「六本木ヒルズ」での次の予定まで、ランチに割ける時間が実質40分位しかないため。
途中からレジが二つになり、イライラは無事解消。
呼び出しベルが鳴るのをテーブルで待つ。
奥のキッチンカウンターで受け取り、テーブルに戻る。
ハンバーガーとポテトフライとビール。
シャックバーガーはビーフパティをダブルにするか迷ったが、フルコースディナーまで四時間しかないのでシングルを選択。
シャック・マイスター・エールは、ブルックリン・ブルワリーがシェイクシャックのために開発したビール。
この濃厚なエールが好きだ。
茶目子さんと、今日一日よろしくお願いしますと、乾杯。
私はポテトフライ、茶目子さんはチーズフライ。
同じ理由で、レギュラーサイズではなくスモールサイズを選択。
チーズフライは値段が高いが、食べてみてもチーズの味を感じない。
あとでわかったことだが、お店の人がチーズをかけ忘れていたのだった。
クイック・ランチを済ませると、TOHOシネマズ六本木に向かう。
66プラザからTOHOシネマズのフロアーに上がると、眺望が開ける。
秋空が気持ち良い。
今日のスクリーンは、7番。
TCX(TOHO CINEMAS EXTRA LARGE SCREEN)で観ると迫力満点。
観た映画は、ブラッド・ピット主演の「ブレット・トレイン」。
伊坂幸太郎の「殺し屋シリーズ」の第二作、「マリアビートル」の映画化作品。
まさにブラッド・ピットのための映画。
真田広之の存在・演技が作品をぎゅっと引き締めている。
最後にサンドラ・ブロックが登場してびっくり。
茶目子さんと過ごす六本木の楽しい午後は続きます。