7月上旬のウォーキング。
最初この雲を見付けた時は、麒麟にそっくりだった。
ところがスマホを取り出しカメラを起動している間にどんどん姿を変えてしまった。
今では強いて言えば、頭でっかちの白龍。
もう少し可愛い顔をしていれば、「ネバーエンディングストーリー」のファルコンに見えるのだが残念だ。
夏の暑さに負けず、紅色の花を元気に咲かせているのは、タイマツソウ(松明草)またの名はタイマツバナ(松明花)。
シソ科ヤグルマハッカ属(モナルダ属)の多年草で、原産地は北アメリカ。
良い香りを持つハーブで、ミカン科のベルガモットオレンジに似た香りを持つことから、ベルガモットの別名を持ち、ハーブティーとして用いられる。
モナルダ属には16種類ほどがあり、このタイマツソウの学名はモナルダ・ディディマ。
タイマツソウにそっくりな薄紫色の花を咲かせているのは、ヤグルマハッカ(矢車薄荷)で、学名はモナルダ・フィスツローサ。
花言葉は、”野生的”、”安らぎ”、”やわらかな心”、”感受性豊か”、”火のような恋”、”燃える思い”、”身を焦がす恋”、”燃え続ける想い”。
ハーブとしての花言葉と、見た目による花言葉が付けられていてわかりやすい。
タイマツソウの庭では、立派な柱サボテンに花が咲いていた。
ウォーキングに行った公園には、色とりどりのジニアが咲いていた。
キク科ヒャクニチソウ属(ジニア属)の一年草で、和名はヒャクニチソウ(百日草)。
原産地は、メキシコを中心とした南北アメリカ。
耐暑性に優れ、夏の花壇を美しく彩ってくれる。
百日草の名前は、開花期間が長く、次々と咲き続けることからの命名。
開花期は5月から11月上旬と長く、百日をはるかに上回る。
花色は、白、赤、ピンク、オレンジ、黄、緑、複色と多様。
花言葉は、”不在の友を思う”、”遠い友を思う”、”別れた友への想い”、”絆”、”古き良き時代”、”いつまでも変わらぬ心”、”幸福”、”注意を怠るな”。
オレンジの可愛い花を咲かせているのは、クロコスミア、和名はヒオウギスイセン(檜扇水仙)。
アヤメ科クロコスミア属の多年草で、原産地は南アフリカ。
丈夫な宿根草で、品種は多く、300種ほどもある。
花言葉は、”楽しい思い出”、”謙譲の美”、”陽気”。
これは現在のベランダ菜園のグリーンリーフ。
今年採取した種を一ヶ月ほど前に蒔き、ここまで育った。
もうそろそろ、つまみ菜として収穫して食べるつもり。
二週間ほどずらして種を蒔いた鉢がもう一つあるが、どんどん寒くなっているので、今年の収穫はその鉢で終了。
採取した種はまだまだいっぱいあるので、来年の春に蒔くことにしよう。
今夜はスタイリッシュなボトルの日本酒を飲むことにする。
この日本酒は、かずみさんに頂いた貴重な品。
エチケット下部に、小さくAKITORA CEL-24の文字。
バックラベルを見ると、高知県安芸市の有光酒造場が醸す、安芸虎 CEL-24 純米大吟醸。
エチケットの花は、日本の植物学の父、高知県出身の牧野富太郎博士が命名した、ニオイタチツボスミレなのだそうだ。
CEL-24は高知県で開発された吟醸酵母で、カプロン酸エチル系の豊かな香りを持つ甘口の酒を生み出す。
亀泉のCEL-24や、豊能梅のいとをかしが有名。
能作の錫100%の酒器を合わせる。
器に注ぐだけで、馥郁とした甘い香りが漂う。
口に含むと濃醇な米の旨み。
もっと甘さ際立つ酒を予想したが、綺麗な酸がボディを引き締めているので食中酒にも適した美味い酒に仕上がっている。
かずみさんに感謝の酒だ。
使用米は阿波山田錦で精米歩合は50%。
日本酒度は-9。
素晴らしい土佐酒を味わった、今夜のお家ワインでした。