ウォーキングと鴨の渡り、そして今夜のお家ワイン、パラ・ヒメネス、カベソー、オーガニック、スペイン | ワインは素敵な恋の道しるべ

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

昨年12月のウォーキング。

 

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午後のウォーキングで見付けた雲。

強い陽射しから逃げようとしている、二足歩行の恐竜。

一度そう思うと、そうとしか見えなくなる。

 

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12月下旬、鴨を観に郊外に出てウォーキング。

毎年多くの鴨が渡ってくる川に、何故か鴨の姿が無い

川岸には水仙の花。

 

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鴨の姿が見えないので、水仙を撮影。

 

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上流に向かって1kmほど歩くと、ダイサギを見付けた。

 

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目当ての鳥ではないが、餌を探す姿を撮影。

 

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さらに歩を進めると、やっと鴨の一群を見付けた。

この冬は鴨の渡りが遅いだけでなく、数も随分少ないように思う。

 

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遠すぎて定かではないが、コガモとヒドリガモのようだ。

 

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1月初旬のウォーキングで見付けたアオサギ。

私がスマホで撮影すると、すぐに飛び立ってしまった。

大きな個体で、羽を広げると1m70cmくらいはありそうだ。

 

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これも1月初旬のウォーキングで見付けた鴨たち。

日影にはまだ雪が残っている。

 

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ヒドリガモの一群が草を食んでいたが、私がスマホを向けると食べるのを止め、一斉に私に背を向けた。

背中に緊張が見え、何時でも飛び立てるように構えているのだ。

私が歩いて遠ざかり始めると、緊張を解き、再び食事を始めた。

郊外でのウォーキングで見付けた鴨たちでした。

 

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今夜はスペインのオーガニックワインを抜栓。

いやいや、スクリューキャップなので、開栓。

カスティーリャ・ラ・マンチャのボデガス・パラ・ヒメネスが造る、パラ・ヒメネス、オーガニック、カベルネ・ソーヴィニヨン、2020年。

 

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ボデガス・パラ・ヒメネスは1993年からオーガニックワインを造り続ける、スペインのオーガニックワインのパイオニア。

700haを超える広大な自社畑を保有し、その全てがオーガニック畑。

2008年にはビオディナミ認証を取得している。

 

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ボトルの裏面には、ラ・マンチャのワイン証明に加え、EUのオーガニック認証マークのEuro leaf、デメテールのバイオダイナミック認証マークのdemeter、ヨーロッパベジタリアン連合のヴィーガン認証マークのV-LABELが付いている。

 

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ボトルネックに掛けられた小さなリーフレットには、オーガニックの説明。

パラ・ヒメネスのぶどう畑では羊やガチョウも飼育し、自然な環境の循環に努めているそうだ。

この羊の顔をじっと眺めていると、猿に見えてきた。

 

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色合いは濃いガーネット。

ブラックチェリー、ブルーベリー、カシスの香り。

 

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綺麗な果実味を持ち、酸味、タンニンは控えめ。

完熟したプラムやカシスに、バラやスミレのニュアンスが続く。

重過ぎず癖が無く、料理に合わせやすいボディ。

良質なオーガニックワインを楽しんだ、今夜のお家ワインでした。