新年早々、東京が大雪に覆われた日のこと。
池袋東武で開催された高知県の高木酒造の販売会で日本酒を購入した後、東京駅に移動する。
販売会に行くことを急遽決めたがそれだけで帰りたくなかったので、彼女に連絡を取り、夕方に会う約束をした。
販売会の記事はこちら。
夕方早い時間にもかかわらず、1階ロビーには人の姿は少なく、皆さん傘を持って家路を急いでいる。
こんな雪の日にのんびり飲んでいて良いものか少し不安になる。
「オフィスの近くでシャンパーニュを飲みたい」という彼女のリクエストに応じて予約したのは、『エリックス バイ エリック・トロション』。
店頭には新年の飾りつけ。
入店すると、窓の先に見えるのは東京駅丸の内駅舎。
駅舎の屋根が雪に覆われ、北欧の街の景色を観ているようだ。
店内には左側の壁と奥の窓側にテーブル席が並ぶ。
そして店の中央にはカウンター席。
カウンター席はセラーになった壁に面し、このセラーの裏側に厨房がある。
セラーには銘醸ワインが並ぶ。
セラーの上の黒板には、フランス国家最優秀職人賞(M.O.F.)受賞と書かれている。
エリック・トロションは日本の人間国宝に相当するM.O.F.の受賞者なのだ。
彼女が到着し、さっそくシャンパーニュを注いでもらう。
シャスネ・ダルス、キュヴェ・ロゼ、ブリュット。
これは初めて飲むシャンパーニュ。
シャスネ・ダルスは、シャンパーニュ地方の最南端、コート・デ・バール地区にあるコーポラティブ・マニピュラン(C.M.)。
130の生産者と325haの広大な畑を傘下に持ち、近代的な醸造設備を保有している。
フランボワーズやストロベリーの香り。
豊かな果実味を持つ、美味いシャンパーニュだ。
セパージュは、ピノ・ノワール65%、シャルドネ35%。
瓶内熟成期間は3年間と長い。
アミューズ・ブーシュは、タルト生地に入った、アプリコットを練り込んだサワークリーム。
上には柿が乗っている。
一皿目のアントレは、旬魚、キャビア、大根。
真鯛で紅心大根を巻き、上にはキャビア。
トマトとオリーブのソースとの相性もよく美味い。
彼女と過ごす、雪の丸の内の楽しい夜は続きます。

















