ちぃさんと過ごす、丸の内の楽しい夜の続き。
「新丸ビル」の『エリックス・バイ・エリック・トロション』でたっぷりシャンパーニュを飲んだ後は、丸の内仲通りを散策。
「丸ビル」のクリスマスツリーを見学し、次は「ブリックスクエア」のクリスマスツリー。
これは”ホグワーツの手紙の樹”。
ここに来たついでに、一か所立ち寄ることにする。
「ブリックスクエア」には幾つもの美術作品が置かれている。
これは、エミリオ・グレコ作、”うずくまる女”。
向かった先は、『マルゴ丸の内』。
壁二面を占める大きなセラーの中には、ボルドー、ブルゴーニュ、シャンパーニュ等々の銘醸ワインが並ぶ。
イルミネーションを眺めながら飲むために、テラス席を選ぶ。
すぐ横にはヒーターが置かれているので、頭からポカポカ暖まる。
もちろん膝掛けも使用。
選んだワインは、フランスではなくイタリアの赤。
ピエモンテ州のフォンタナフレッダ、バローロ、2017年。
『エリックス・バイ・エリック・トロション』ではボジョレー・ヌーヴォーは飲んだものの、ほとんどシャンパーニュばかりだったので、強い赤が美味しく感じる。
赤い果実の香り、熟成したボディにはバラやスミレのニュアンス、タンニンは強いがこなれており、活き活きした酸とのバランスも素晴らしい。
2017年は評価の高いVT。
バローロ伝統の大樽で二年以上熟成後、一年間の瓶内熟成を経てリリースされている。
夜も更けてきたので、そろそろ帰途に就くことにする。
露光を変えて明るい写真も撮ってみる。
丸の内仲通りに戻ると、面白い彫像。
この通りに置かれている美術作品は時々入れ替わるのが嬉しい。
加藤泉氏の作品で、”無題 2018”。
丸の内仲通りの終点には「ザ・ペニンシュラ」。
晴海通りを渡った先は日比谷仲通りとなる。
クリスマス・マーケットの出店が作られているが、もう閉まっている。
今年も昨年に続き、「ザ・ペニンシュラ」のクリスマスツリーは丸の内仲通りと晴海通りの角に置かれている。
一昨年までは正面玄関の前に飾られていた。
晴海通りを渡り、「東京ミッドタウン日比谷」へ。
ステップ広場にも多くのクリスマスツリー。
一昨年までは大きなツリーが飾られたが、昨年からはこの方式に変わった。
日比谷仲通りのイルミネーションがブルーに変わると、街自体がブルーに色付く。
そろそろ帰途に就くことにしよう。
ちぃさんと過ごす、丸の内~日比谷の楽しい夜でした。