西麻布の一軒家フレンチ、『レストランひらまつ レゼルヴ』で友人達と過ごす楽しい午後の続き。
今日のメンバーは、かずみさんとhisakoさんご夫妻、しづちゃん、mayuさん、そして私。
四本目のワインは、クロ・ド・ラ・キュール、サンテミリオン・グラン・クリュ、2006年。
2006VTは2005VTに較べれば評価は低い年だが、15年の熟成を経て飲み頃を迎えているはず。
コルクがとても綺麗、リコルクされているのだろうか。
紫を帯びた濃いガーネット。
厚みのある果実味、強いが丸みを帯びたヴェルヴェットのようなタンニン。
2006VTでも充分に美味い。
セパージュは、メルロー75%、カベルネ・フラン25%。
茨城ブランド豚 常陸の輝き、七会きのこと栗のフリカッセ。
ソースは二種。
左は木苺とビーツのソース、右はジュソース。
日本の豚肉は本当に美味しくなった。
常陸の輝きを食べるのは初めてだが、柔らかな身に旨みが凝縮されている。
白ワイン、赤ワインの並行飲み。
こんな飲み方が好きだ。
飲んでいる白は、シャトー・モンテュス・ブラン、2009年。
クロ・ド・ラ・キュールの最後の一杯を飲み干すと、結構澱が残った。
デセールは、洋梨のコンポート、ショコラノワールのムース、グラスパンデピス。
洋梨は長野県塩尻市の塩原農園産。
ショコラノワールのムースが濃厚で美味い。
洋梨のコンポートとバニラアイスクリームは黄金の組み合わせ。
ミニャルディーズは、ショコラトリュフとマドレーヌ。
〆は濃いコーヒーでいっぱいになった胃を癒す。
今回飲んだ四本のワインはどれも素晴らしかった。
ドゥラモット、シャンパーニュ、ブリュット、プール・ヒラマツ、NV。
ドメーヌ・クローディ・ジョバール、リュリー、モンターニュ・ラ・フォリ、2012年。
ドメーヌ・アラン・ブリュモン、シャトー・モンテュス・ブラン、2009年。
クロ・ド・ラ・キュール、サンテミリオン・グラン・クリュ、2006年。
コルクにもVTの刻印。
良いワインは良いコルクを使っている。
ここには良い絵が幾つも飾られている。
三階のダイニングルームでは、あれがマリー・ローランサン、これがベルナール・ビュフェと皆さんにご説明。
二階のレセプションには、大好きなシャルル・シャプランの絵。
一階には額賀加津己の絵が数多く展示されているが、一階には下りなかったので観ることが出来なかった。
額賀画伯は平松シェフのお兄さん。
その上の長兄、額賀雅敏氏は画商でギャラリーぬかがを設立し、跡を継いだ息子さんはTVでも有名な額賀古太郎氏。
平松シェフは平松慶子さんとご結婚され、平松姓となっている。
レセプションで記念撮影。
内木場料理長と田中ソムリエールが一階のエントランスまで見送りに来てくれた。
今回もお世話になりありがとうございました。
空を見上げると、レストランの上を低空で航空機が通り過ぎる。
新空路が設定されてから、六本木や西麻布では飛行機が頻繁に低空飛行するようになった。
西麻布から六本木まで霞坂を上りながら散策。
六本木ヒルズの66プラザのカルティエのクリスマスツリーの周りには多くの人。
TVクルーも来ている。
このあと、鈴木保奈美さんが出席して点灯式が行われたようだ。
ママンに別れを告げ、帰途に就く。
友人達と過ごす、『レストランひらまつ レゼルヴ』での楽しいランチでした。