表参道でちぃさんと過ごす楽しい午後の続き。
表参道に来た目的は、naonaoさんの”サマー・サロン・コンサート”。
コロナのために音楽活動もままならない中、本当に久し振りにnaonaoさんのコンサートが無事開催され、とても嬉しい。
根津美術館から北坂を下り、坂下を右の路地に入る。
北坂の別名は、根津坂、または姫下(ひめおり)坂。
コンサート会場に到着。
会場は、”Studio Waves”。
入口には、コンサートの案内。
開場を待っているとアメブロガーさん達が次々と到着し、久し振りの再会を喜び合う。
ホールの奥には、naonaoさんの演奏用のピアノと、小笠原佐弥さんの朗読台。
ピアノの楽譜台には、naonaoさん手書きの楽譜。
今夜の曲は全てnaonaoさんのオリジナル曲なのだ。
ピアノは、スタインウェイ&サンズ。
今夜は、宮沢賢治の作品をモチーフにしたnaonaoさんの曲と、小笠原さんの朗読とのコラボの会。
第一部のテーマは、宮沢賢治の詩集、”春と修羅”。
naonaoさんのご挨拶。
金色の帯は、小笠原さんに結んでいただいたとのこと。
衣装はnaonaoさんご自身のデザイン。
小笠原さんは、TBSハナマルマーケット、テレビ朝日ワイドスクランブル等の情報番組、ラジオ、CMリポーターとして活躍されている。
中休みのあと、第二部が始まる。
テーマは、”銀河鉄道の夜”。
naonaoさんは黄色いドレスにお色直し。
丁度目を閉じられた時に撮影してしまった。
naonaoさん、ごめんなさい。
小笠原さんは紫の衣装。
スマホはシャッターを押しても撮影までにタイムラグがあるので、お辞儀をされている写真になってしまった。
小笠原さんにもごめんなさい。
ピアノ演奏と朗読の息がピッタリ合い、プロフェッショナルの技術、響き合う感性を心行くまで楽しむことができた素晴らしいコンサートだった。
銀河鉄道の夜の話しにも引き込まれ、第二部の後半では涙ぐんでしまった。
naonaoさん、小笠原さん、素敵な時間をありがとうございました。
これはnaonaoさんのCD、「海からの時」。
naonaoさん作曲、演奏の12曲が収められている。
コンサート会場を出ると、三々五々帰路につく。
ちぃさんと私は軽く夕食を食べて帰ることにする。
選んだお店は表参道交差点にほど近い、タイ料理のお店、『ティーヌン』。
二人なので19時までは飲酒をすることができる。
案内されたのは、半個室のように左右を壁で仕切られたテーブル。
安全な席が嬉しい。
壁の窪みには、金の鹿。
バンコクは好きで30回余り訪問している。
現役の頃は金曜日の夜にオフィスから直接羽田空港に行き、深夜便でバンコクに飛び、丸二日間SPAやマッサージ店で身体を癒し美味しいタイ料理を食べ、日曜日の深夜便に搭乗し月曜日の早朝に羽田に帰着し、一度家に戻って着替えを済ませ、朝の9時前にはオフィスで仕事を再開していた。
naonaoさんはバンコクにお詳しく、naonaoさんと私のお気に入りのSPAが同じとわかり、その話で盛り上がったこともある。
キンキンに冷えた生ビールで喉を潤す。
最初はサラダ。
ソムタム、青パパイヤのサラダ。
タイの東北部、イサーン地方の郷土料理で、とてもホット。
生のキャベツで舌を冷ましながら食べる。
ソムタムがとても辛いので、生ビール二杯目。
メイン料理は、ソフトシェルクラブとキャベツの辛みそ炒め。
ソフトシェルクラブは大好物。
これはそれ程辛くない。
ソフトシェルクラブには、髭のニッカのハイボール。
〆はセンレックのクィッティアオ・チャーン・ノーイ、辛くて酸っぱい豚のミンチ入りスープ麺。
麺には四種の調味料、クルワンプルーンが不可欠。
ナムターン(砂糖)、プリックポン(唐辛子)、プリックナムソム(唐辛子入り酢)、プリックナンプラー(唐辛子入りナンプラー)。
プリックナムソムとプリックナンプラーをたっぷり入れて食べる。
半分は二人に取り分けて食べたが、残り半分はちぃさんがお腹いっぱいとのことで、私が大きな器からそのままいただく。
そして完食。
『ZelkovA』でのランチ、naonaoさんのコンサート、そして『ティーヌン』でのディナーを楽しんだ、表参道での一日でした。