銀座の焼肉店、『焼肉 千利』でちぃさんと過ごす美味しい夜の続き。
食べている肉は、A5ランク黒毛和牛6段階段盛り。
サーロイン、ウチモモ、ソトモモ、カタサンカク、ミスジ、特選カルビ、ザブトンの7種類合わせて総重量は1kg。
ソトモモは一枚肉。
焼けたところで鋏でチョキチョキ。
赤身肉ならレアで食べるのが好きだが、サシが強いので焼いて脂を落として食べることにする。
肉は柔らかく、最高に美味い。
サンチュも注文。
ソトモモ、カタサンカクを食べた後は、ミズジ。
白ワインのボトルを飲み干すと、赤ワインを抜栓し、再び乾杯。
霜降り肉用の赤ワインを注文。
チリの名門ワイナリー、ヴィーニャ・エラスリスが造る、エステート・シラーズ、2018年。
赤い果実の強い果実味、スパイシーでタンニンも充分に強い。
確かに霜降り肉に良く合う。
アルコール度数も13.5%と強め。
特選カルビ、ザブトンを食べた後の〆は、サーロイン。
焼けたところで鋏でチョキチョキ。
肉を食べ終えると、ネンミョンを注文。
〆の食事なので量が少ないのだろうと思っていたが、フルに一人前。
美味いが、ランチならこれだけで充分なヴォリューム。
お腹はいっぱいでも美味しく完食。
ワインも二本、綺麗に飲み干してしまった。
店長の内藤さんに見送られ、店をあとにする。
まだ時間は19時ちょっと過ぎ。
緊急事態宣言が解除され、蔓延防止等重点措置の適用前なので、あと一時間弱飲むことが出来る。
そこで向かったのは、「日比谷 OKUROJI」。
施設の一部には、元々の赤レンガの構造が見えるようになっている場所もある。
ちょい飲みに選んだお店は、先日reinaさんの記事で知った、『8 base
』。
ここは八戸のアンテナショップ。
正式な名称は、『酒と郷土料理 八戸酒場 八戸都市圏交流プラザ 8 base』と長い。
店の中には八戸や青森県の物産が所狭しと並んでいる。
お通しは二種類。
右は八戸の名物、八戸前沖さば。
左は南部せんべい。
味噌を付けて食べるのは初めて。
ちぃさんが選んだ酒は、青森市の西田酒造店が醸す、田酒 特別純米酒。
使用米は華吹雪、精米歩合は55%。
私が選んだ酒は、三戸郡五戸町の菊駒酒造が醸す、菊駒 純米吟醸。
使用米は華吹雪、精米歩合は50%。
心地よい吟香、ふくよかな米の旨み、キリリと引き締まった後味。
ワインをたっぷり飲んできているが、飲み口が変ればまた美味しく飲むことが出来る。
まだ20時前だが、長い路地に人はまばら。
2020年9月10日に開業した「日比谷OKUROJI」は、コロナの影響で苦戦が続きそうだ。
有楽町側の出口には、サイケな自由の女神。
数寄屋橋公園の岡本太郎氏の作品、若い時計台に別れを告げ、帰途に就く。
ちぃさんと過ごす、銀座の楽しい夜でした。