一月下旬のこと、北千住でちぃさんと待ち合わせ。
夕方早い時間なので、まだ陽が射している。
陸橋を通り、今日のアペロの店に向かう。
向かったお店は、『肉寿司』。
12月に北千住の鮨の名店、『千住 しげ』で食事をした後に、この”ハイボール100円”の表示を見てここに来たいと思ったのだ。
ところが今回来てみると、なんとハイボールの値段が50円になっていた。
店内は思いのほか広い。
店の真ん中から奥を撮影したが、手前側にもほぼ同じ大きさのスペースがある。
16時の開店と同時に入店したので他に客は居ないが、18時以降は予約で満席なのだそうだ。
まずは50円のハイボールで乾杯。
中ジョッキいっぱいのハイボールをこの値段で飲めるとは、本当に驚きだ。
ジョッキには、『肉寿司』のマーク。
店の方が木桶にいっぱい入った箸を持ってきて、「選んでください」とのこと。
何事かと思ったら、箸袋が”お味くじ”になっていて、超大吉が出れば飲み物が一杯無料になるのだそうだ。
ちぃさんは大吉、私は小吉。
お通しは茄子の煮びたし。
これがなかなか美味い。
初めてのお店ではメニューの検討に時間が掛かり、注文が遅くなりがち。
今日は本会の予約時間まで一時間弱しかなく、迷っている暇はない。
そんな時、こんなお薦めメニュー表があれば助かる。
ユッケ。
馬肉を特製の甘だれで味付けしている。
生卵を混ぜ込み、二人に取り分け。
これがとても美味い。
「次に来る時もこれはリピしたい」とちぃさん。
馬わさ。
二種類の部位を茎わさびと醤油で味付け。
二種類の部位が何なのか聞き忘れたが、見たところ、赤身とエンガワではないだろうか。
これもとても美味い。
ハイボール二杯目。
二杯飲んでも100円だと思うと気分が良い。
馬肉の握り三種。
赤身、ロース、ネギトロ。
ハイボールは早くも三杯目。
二人合わせてハイボール六杯で300円。
和牛トロカルビが届く。
お店のお兄さんが、「今から炙りますよ」と、スマホを準備するように促す。
ここではお決まりのパフォーマンスのようだ。
手首まで炙ってしまいそう。
「今日の肉はどうしてこんなに大きいんだろう」とお兄さん。
「今日だけの特別の肉ですよ。次に来られた時はこんなに大きくないですから」と丁寧な説明に笑ってしまう。
お兄さんが手を火傷しなくて良かった。
「美味しい。これもリピしたい」とちぃさん。
一時間弱のアペロを楽しむと、本会の店に向かう。
『肉寿司』を出るときに、「またお越しください」と店長さんがパインアメをくれた。
旧日光街道に出て本会の店へ向かう。
ちぃさんと過ごす北千住の楽しい夜は続きます。