代官山のフレンチ、『メゾン ポール・ボキューズ』で彼女と過ごす、素敵なパリ祭の夜の続き。
歓迎の飲み物は、キールロワイヤル。
これは二杯目。
先﨑支配人の挨拶でパーティーが始まる。
例年、ここでは120名が参加し、盛大なパーティーが開催されている。
ところが今年はテーブル数を大幅に減らし、参加者は僅か20数名の常連客に限定。
翌日も開催されるが、二日合わせても50名ほど。
これでは採算は全く合わず、コロナの影響の大きさを改めて思い知る。
続いてあいさつに立ったのは、ヴランケン・ポメリー・ジャパンの師井社長。
このあと私達のテーブルに挨拶に来られたので、ポメリーのルイーズの話しで盛り上がった。
師井さんが来られている理由は、これ。
ポメリー、ポップが今夜の乾杯のシャンパーニュなのだ。
このポップは日本の夏のためのスペシャル・ヴァージョン。
普通のボトルは銀色のネックシールなのだが、このボトルは花火の図柄になっている。
ポップはボトルから直接飲むか、ストローで飲むのがコンセプトで造られたシャンパーニュ。
テーブルにはストローが用意されているが、その色はトリコロール。
師井社長の合図で全員一斉に”ポップ”とコルクを抜く。
このミュズレも花火模様のスペシャル・ヴァージョン。
これは良いコレクションとなる。
彼女は白のストローを選んだので、私は青のストローにする。
入砂料理長の今夜の料理の説明を聞きながらシャンパーニュを飲む。
”ヴィシソワーズ”黒トリュフ風味。
夏に、濃厚な冷たいヴィシソワーズが嬉しい。
今夜の黒トリュフはオーストラリア産。
今が旬の南半球産の黒トリュフの香りが素晴らしい。
何時ものパンが届く。
これが美味しいのだが、デセールまで美味しく食べるためにはパンの食べ過ぎは要注意。
今夜もエシレ・ドゥーが包装を解かれ、一人一人に個別に出された。
コロナ前は包装のままだったので、これも少し寂しい。
今夜の白ワインは、ドメーヌ・ドミニク・ピロンが造る、ボジョレー・ブラン、2017年。
ドミニク・ピロンは1590年以来14代にわたってボジョレーのモルゴンでワイン造りを続ける、モルゴンのスペシャリスト。
ボジョレー・ヌーヴォーの人気により影が薄くなったクリュ・ボジョレーの復権を推進する、ボジョレー地区のリーダー的ドメーヌ。
このボトルは、マグナム。
ポメリーのポップと並べるとこんなに大きい。
レモンやピーチの香り。
豊かな果実味と綺麗な酸のバランスが素晴らしい。
エチケットには、コルセル村のぶどうと書かれている。
ぶどうはシャルドネ100%で、樹齢は20年。
フランス産鴨フォアグラのポワレ、ソース・ヴェルジュ。
日本に輸入されるフォアグラの大部分はハンガリー産だが、流石『メゾン』、希少なフランス産を使用している。
フォアグラの下には、ポレンタ。
ソース・ヴェルジュのヴェルジュは”緑のジュース”という意味で、未熟なぶどうの実を搾ったジュースの事。
今夜はぶどうの代わりに、パッションフルーツと青りんごが使われている。
フォアグラの上には、りんごと白ぶどう。
濃厚なフォアグラとヴェルジュソースの酸味が良く合って美味い。
彼女と過ごす、代官山の『メゾン ポール・ボキューズ』でのパリ祭の素敵な夜は続きます。


















