北千住の鮨の名店、『千住 しげ』で、ちぃさんと過ごす楽しい夜の続き。
あん肝は濃厚。
上に乗っているのは、小玉西瓜の奈良漬け。
メヒカリの焼き物。
器と焼色がマッチしている。
しげさんが何やら肉の塊を取り出した。
馬肉かなと思ったら、鯨の尾の身。
サシが素晴らしく、口の中でとろけてしまう。
高価なのでしょうねと聞くと、何と、8万円/kgもしたとのこと。
続いてのお酒は、福岡県糸島市の白糸酒造が醸す、糸島産山田錦純米酒 田中六五(たなかろくじゅうご)。
糸島産の山田錦を65%まで磨いて醸していることから、”山田錦の田んぼの中から生まれた65%磨きの酒”という意味で田中六五と命名されている。
江戸切子の酒器が美しい。
ちぃさんと、今夜五回目の乾杯。
米の旨みと酸のバランスが良く、魚の味を引き立ててするりと飲めてしまう美味い酒だ。
第三の玉手箱は、鮪。
この鮪は鳥取県境港で水揚げされたものなのだそうだ。
仕入れは流石のやま幸。
そろそろ握りをいただくことに。
角切りのガリが出される。
鱚。
子供の頃、よく鱚釣りに行っていたことを思い出す。
シラカワ。
白甘鯛のこと。
甘鯛には赤、黄、白の三種類があるが、白は断トツの高級魚。
シロイカ。
酢橘の香りが食欲を誘う。
ヒメマス。
宮城県大崎市の一ノ蔵が醸す、一ノ蔵 特別純米酒 アルコール15%原酒 石井稔栽培ひとめぼれ。
宮城県登米町の専業農家、石井稔氏が有機栽培したひとめぼれが使われ、それを60%まで磨き、アルコール度数15%の原酒に造り上げた特別純米酒。
この酒は能作の酒器で出された。
富山県高岡市の能作が造る、錫100%の器である。
ちぃさんと、今夜六回目の乾杯。
赤身。
中とろ。
境港の鮪も最高に美味い。
ちぃさんと過ごす、鮨の名店、『千住 しげ』での美味しい夜は続きます。