池袋の「メトロポリタン東京」で彼女と過ごす”まったりワイン”の楽しい夜の続き。
シャンパーニュ、ル・ドラピエはまだ残っているが、白ワインも抜栓。
クローディ・ジョバールが造る、リュリー、モンターニュ・ラ・フォリ、2009年。
私のブログには度々登場するお気に入りのワインだ。
クローディ・ジョバールはブルゴーニュで注目の女流醸造家。
自らのドメーヌの運営に加え、ブルゴーニュの名門ネゴシアン、ルモワスネの醸造責任者も務めている。
コルクの状態も濡れ具合もとても良い。
熟成が進み、完熟した洋梨やパッションフルーツの香りに、微かなエステル香が混じる。
綺麗に熟成した良年のシャルドネは美味い。
「熟成が進んだシャルドネは美味しいわ。流石クローディ・ジョバールのリュリーは好いわね」と彼女。
KALDIで買ったブリーとコンテもワインに合って美味い。
ドンクのコーンパン。
割ると、中にコーンの粒が見える。
コーンパンにはブリー。
NATOSの、マグロたたきサラダ、焦がしにんにくドレッシング。
魚料理はNATOSが美味い。
京華楼の点心。
ルームサービスで温めてもらった。
エビ焼売、ニラ饅頭、小籠包、鉄板餃子。
まずはエビ焼売から。
点心は白ワインとの相性が良い。
赤ワインも抜栓。
今回はブルゴーニュではなく、ニュージーランドのピノ・ノワール。
マールボロのトゥーリバーズが造る、ピノ・ノワール、2016年。
約30%を全房発酵させ、フレンチオークの樽で11か月熟成。
新樽比率は25%。
フランボアーズやレッドチェリーの香り。
凝縮された果実味、カシス、広葉樹の落ち葉、シガー、しっかりとしたタンニン、複層的なストラクチャー。
「このピノは好きよ」と、ピノ・ノワールのストライクゾーンが狭い彼女も気に入ったようだ。
アジアンサラダの、とろける豚の濃厚カシス黒酢ソース。
これもルームサービスで温めてもらった。
本当に濃厚でとても美味いが、一個のヴォリュームが半端なく、二個食べるとお腹に堪える。
柿安ダイニングのガーリックローストビーフ。
ローストビーフは柿安が断トツに美味い。
バゲットに乗せて食べるが、パンよりも大きい。
肉料理にトゥーリバーズのピノ・ノワールが良く合って美味い。
よく見ると、グラスに私が写りこんでいる。
食後はデザートの時間。
冷蔵庫からヴィタメールのケーキを取り出す。
彼女のケーキは、ショコラ・エクアドル。
新作のショコラ・ケーキなのだそうだ。
私はルビー・オ・ペッシュ。
季節のケーキを選んだ。
「ルビーチョコレートと桃のムースを爽やかなヨーグルトムースに重ねました」とのこと。
ケーキのお供には、ルームサービスでコーヒーを注文。
『メトロポリタン東京』で彼女と過ごすまったりワインの楽しい夜は続きます。