家籠りによる運動不足解消の毎日のウォーキング。
雨が降っても傘をさして歩いているが、やはり快晴の日のウォーキングが楽しい。
今回の記事は、四月下旬の前回のウォーキングの続き。
従って、花の写真も四月下旬のもの。
前回の記事はこちら。
⇒ウォーキングと春の花々、そして今夜のお家ワイン、イ・クロッピ、アルバーナ・ディ・ロマーニャ
この日は快晴。
空には小さな雲が浮かぶだけ。
(真ん中の白い点はレンズのゴミではなく、雲です。)
古利根川を離れると、畑が広がる郊外へ歩を進める。
真っ白な雪を湛えた富士山が青い空に映える。
それにしても、日本の農村部の美しい景色にこの多くの送電塔は目障り。
すずらんを見付けた。
フランスで5月1日は”Jour de muguet”、”すずらんの日”。
大切な方にすずらんの花を贈る習慣があり、もらった人には幸運が訪れるのだ。
歩き回っていると、市街地にある公園に出た。
藤棚は既に初夏の装い。
今年はソメイヨシノの開花も早かったが、藤の開花も本当に早い。
地球温暖化は着実に進んでいるようだ。
別の藤棚でも満開。
こち他のお宅では生垣に藤を使っている。
今は満開で綺麗だが、冬は葉が落ちるので目隠しにはならないのではと思ってしまう。
こちらのお宅も藤が生垣代わりに使われている。
フェンスに巻き付いた藤の幹が太くちょっと不気味なくらいだ。
掘割の橋を渡っていると、水面に黒く蠢くものが目の端にとまった。
覗き込むと、多くの大きな鯉。
ここから餌をあげる人がいるのだろうか、何尾かの鯉が期待を込めた眼差しで私を見上げている。
水温み、鯉も活動的になっているようだ。
綺麗な住宅街に出た。
街路樹がハナミズキなのだ。
満開のハナミズキがずらりと並ぶ。
本当に美しい街路樹並木だ。
他の街路にも、ハナミズキの並木。
そしてベニカナメモチ。
真っ白なハナミズキの並木の中に、ピンクのハナミズキが一本混じっていると、まさに紅一点で良く目立つ。
歩いていると、街路樹が樟に変わった。
もうこんなに葉が茂っているとは驚き。
コロナに気がとられている間に、寒い冬から一挙に初夏になってしまったような気がする。
これは別の場所で撮影した欅の街路樹。
樟に較べ、欅は葉が出るのが遅いようだ。
花々や樹々に癒された、今回も楽しいウォーキングでした。
家籠りにワインは必需品。
彼女と一緒に飲むちょっと良いワインはセラーに入っているが、一人で気軽にガブ飲みできるワインは無くなってしまった。
普通はワインショップに行くのだが、外出を控えるため、ネットで適当に購入。
今夜はその内の一本を抜栓。
フランスのGroupe Uccoarが造る、バロン・ド・モルナ、ブラン、NV。
ボトルを見て勝手にボルドー・ブランだと思ったが、良く見ると”VIN DE L'UNION EUROPEENNE”と書かれている。
これはEUワイン法の規定で、EU域内の複数国のワインをブレンドして造られたワインであることを示している。
グレープフルーツやレモンの香り。
果実味は少し薄く、酸とミネラルは中庸で、余韻はさっぱりと短い。
アルコール度数は11%と低め。
強めに冷やしてガブっと飲むと結構美味い。
ぶどうはシャルドネ、グルナッシュ、ヴィオニエ、ソーヴィニヨン・ブランと何でもありな感じ。
今夜も楽しい家籠り飲みのコスパワインでした。