一月末のこと、彼女と広尾で待ち合わせ。
今日は彼女が歩きたいというので、西麻布のお店まで広尾から徒歩で移動することにしたのだ。
広尾から歩いて10分弱、『レストラン ひらまつ・レゼルヴ』に到着。
昨年は10数回ここを訪問しているが、今年は一月末になって初めての訪問。
何時のとおり、母子像と天使像に迎えられる。
この階段を上ると、『レゼルヴ』に来たことを実感する。
二階のレセプションで坂元支配人に迎えられ、三階のダイニングにレトロなエレベーターで案内される。
時間が早いので先客は少ないが、今夜も満席の予約のようだ。
何時のもテーブルに案内され、彼女と共に席に着く。
今夜の料理のテーマは、ボルドー。
テーブルには何時もフランスの小物が置かれている。
今夜はエッフェル塔。
田中ソムリエールが今夜のアペリティフを届けてくれる。
リレ・ブランのトニック割り。
ボトルの写真を撮らなかったので、ペルノー・リカールのH.P.から拝借。
リレ・ブランはボルドー地区のアペリティフ・ワインで、85%が白ワイン、15%がオレンジなどの果実や果皮からの抽出成分。
坂元支配人が前菜の皿に乗せる鴨を持ってきてくれた。
テーブル上のサラダの皿に、大きな鴨の胸肉が置かれる。
燻製をかけた鴨胸肉と梶並農園露地法連草のサラダ、完熟金柑~たまたま~のコンポート。
”たまたま”は宮崎県産の温室育ちの高糖度の金柑。
偶々(たまたま)にしか成らなかった良い金柑なので、この名前を付けたのだそうだ。
素晴らしい焼き色。
これは前菜というより、いきなりメイン料理が出されたような感じ。
露地法連草は歯応えがあり、添えられたクルミと良く合って美味い。
何時ものバゲット。
外はパリパリで中はしっとりで美味い。
お供は何時もは普通のバターなのだが、今夜は初めてのホイップバター。
白ワインもボルドー、ソーテルヌの、クロ・デ・リュンヌ、キュヴェ・リュンヌ・ダルジャン、2013年。
彼女が好きなワインだ。
ペサック・レオニャンの銘醸、ドメーヌ・ド・シュヴァリエのベルナール家がソーテルヌで造る辛口ワイン。
セパージュはセミヨン70%、ソーヴィニヨン・ブラン30%。
貴腐ぶどうが一部使用されていることにより、ボディに重層的な深みがある素晴らしいワインだ。
鱈のピペラード、佐土原茄子のロースト、ソースオランデーズ。
鱈のピペラードはスペイン料理ではないかと思って内木場シェフに尋ねたところ、ボルドーはスペインに近いので料理にもスペインの影響があるのだそうだ。
こんがりと焼かれた佐土原茄子が美味い。
宮崎の一度は絶滅した品種で、残っていた4粒の種から復活させた貴重な茄子。
クロ・デ・リュンヌは本当に美味い。
次々とグラスを重ね、既に四杯目。
今夜も飲み過ぎてしまいそうだ。
彼女と過ごす西麻布のフレンチ、『レストラン ひらまつ・レゼルヴ』の素敵な夜は続きます。

















