一月のある平日、『カサ・デ・マチャ』でPEDROさんカレーを味わい、日比谷通りを散策した後は、環二(新虎通り)を右折し、更に中央通り(銀座通り)を左折して次の目的地に向かう。
向かった先は、ギンザシックス。
そして、ギンザシックス内の『エノテカ』。
何時もここに来るのは夕方なので満席だが、今日はまだ午後早い時間。
こんなに空いているのを見るのは初めて。
最初はスパークリング。
南アフリカのレオパーズ・リープ、キュヴェ・ブリュット。
レオパーズ・リープは2000年に創設された、南ア有数の近代的ワイナリー。
このキュヴェは、エノテカとレオパーズ・リープが共同で創りあげたスパークリング・ワイン。
ちぃさんと乾杯。
シトラスの爽やかな香り。
口に含むとパイナップルやメロンの豊かな果実味。
セパージュは、シャルドネ90%、シュナン・ブラン10%。
私達のテーブルの壁には、シャトー・ムートン・ロートシルト、1973年のボトル。
この年のエチケットの作者は、パブロ・ピカソ。
私の二杯目は、チリの赤。
ミゲル・トーレス・チリが造る、ラス・ムラス、カベルネ・ソーヴィニヨン、レゼルヴァ、2018年。
ミゲル・トーレス・チリは、スペインの名門、トーレスがチリに設立したワイナリー。
ちぃさんのワインは、イタリアの名門、アンティノリがトスカーナで手掛ける、サンタ・クリスティーナ、ロザート、2017年。
再び乾杯。
ラス・ムラスのシリーズは、オーガニック栽培されたぶどうで造られている。
レッドチェリーやスミレのニュアンス、円やかなタンニンを持つ、バランスの良いミディアムボディ。
何時も飲んでばかりなので、たまにはワイン売り場も見ることにする。
ロゼのコーナーができている。
一足早い春を感じる企画だ。
ギンザシックスを出ると、日比谷線で向かった先は北千住。
昨年北千住デヴューをして以来、二度目の訪問。
前回の北千住記事はこちら。
ちぃさんが案内してくれたお店は、ごっつり。
寒い季節だが、お店の前でも常連さんが立ち飲みしている。
一階の立ち飲みカウンターは満席。
二階のテーブル席に案内されたが、こちらは閑散としていてちょっと寂しい。
壁には昭和レトロなポスターが所狭しと貼られている。
生ビールで乾杯。
このお店の名物、八戸の前沖さばの、銀鯖串焼き。
鯖の身が肉厚でジューシー。
八戸前沖さばの銀鯖料理は、串焼きのほかにも、刺し(づけ)、〆、唐揚げ、燻製、とろろ飯、棒寿司と色々あるが、全て価格は380円と”サバ”なのが面白い。
お店のスタッフのTシャツにも、八戸、鯖の文字。
ちぃさんと過ごす、北千住の楽しい夜は続きます。