もうひとつの何時ものフレンチで彼女と楽しくディナー、レストランひらまつ レゼルヴ、西麻布 | ワインは素敵な恋の道しるべ

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

五月末のこと、彼女と六本木ヒルズで待ち合わせ。

 

IMG_20190531_221310.jpg

車で向かったのは、”もうひとつの何時ものフレンチ”、西麻布の『レストランひらまつ レゼルヴ』。

 

IMG_20190126_075238.jpg

何時ものとおり、白大理石の緩やかな階段を上り、二階のレセプションに向かおうと思ったら、今夜は一階の横の入り口からお入りくださいとのこと。

 

IMG_20190531_221244.jpg

そこで二年前に新しく作られた入り口に向かう。

正面人口が使えないということは、今夜は三階のメインダイニングルームが満席で二階のレセプションフロアーもダイニングルームとして使っているということだ。


IMG_20190531_223806.jpg

このレトロなエレベーターで三階のメインダイニングに向かう。

 

IMG_20190531_221333.jpg

メインダイニングでは、今夜の客を迎え入れる準備が整っている。

 

IMG_20190531_221408.jpg

今夜はどんな料理とワインに出会えるか楽しみだ。

今夜の料理のテーマは、リヨン、そしてサブテーマは宮崎。

 

IMG_20190531_221624.jpg

アペリティフは、ヴーヴ・アンバル、クレマン・ド・ブルゴーニュ、ミレジム、2016年。

ブルゴーニュを代表するクレマンの造り手が、『ひらまつ』の為に造るスペシャル・キュヴェ。

 

IMG_20190531_221719.jpg

2016VTは黒ぶどうの比率が高くなったようで、果実味、熟成感が一層強くなっている。

本当に美味いクレマンだと思う。

 

IMG_20190531_221758.jpg

鶏白レバーのガトー仕立て、生駒高原のピクルス。

 

IMG_20190531_221821.jpg

使われているのは、宮崎県産の鶏。

添えられているのは、赤ワインとポルトのソース。

 

IMG_20190531_221846.jpg

宮崎県生駒高原の野菜と、日向夏のコンポート。

 

IMG_20190531_221913.jpg

暑い季節は冷えたスパークリングが美味い。

ということで、二杯目。

 

IMG_20190531_221944.jpg

熱々のバゲットが届く。

美味しいので、これだけでワインが進んでしまう。

 

IMG_20190531_222422.jpg

ということで、三杯目、そして四杯目。

 

IMG_20190531_222503.jpg

白ワインは、ジョセフ・ドルーアンのマコン・ヴィラージュ。

ここでマコンを飲むのは初めて。

メゾン・ジョセフ・ドルーアンはボーヌに本拠地を置く、1880年創業の家族経営のドメーヌ。

オスピス・ド・ボーヌに自社畑を寄贈していることでも有名。

 

IMG_20190531_222540.jpg

柑橘系の甘い香り。

キリリと引き締まった酸とミネラルを持つ、綺麗なボディ。

さすがジョセフ・ドルーアンのワインは美味い。

 

IMG_20190531_222622.jpg

魚のクネル、ソースアメリケーヌ。

リヨンではカワカマスが使われるが、日本には居ない魚なので、代わりの白身魚が使われる。

今夜の白身魚は、宮崎県産の真鯛と鱸。

 

IMG_20190531_222652.jpg

ふわふわの淡白なクネルと、濃厚なアメリケーヌの組み合わせが素晴らしい。

やはり内木場シェフの料理は美味しい。

西麻布の”もうひとつの何時ものフレンチ”、『レストランひらまつ レゼルヴ』で彼女と過ごす素敵な夜は続きます。