日本橋のイタリアン、『代官山ASO チェレステ日本橋』で彼女と過ごす楽しい夜の続き。
泡も白も好きな銘柄なので、両方を並べて飲むことに。
泡は確か4杯目、白も3杯目。
泡は、ヴーヴ・アンバルのクレマン・ド・ブルゴーニュ、ブリュット、ミレジム、2016年。
白は、ソーテルヌの辛口、クロ・デ・リュンヌ、キュヴェ・リュンヌ・ダルジャン、2014年。
パンは、クッペを食べてしまうと、フォカッチャが届いた。
左がプレーンのフカッチャ、右がトマトのフォカッチャ。
サルデーニャ産からすみと浅蜊、自家製タリオリーニ。
これは素晴らしく美味い。
隠し味は何かとおもったら、生雲丹が加えられていた。
赤ワインは、ロワールのアルフォンス・メロが造る、サンセール・ルージュ、ラ・ムシエール、2010年。
アルフォンス・メロはサンセール最大の造り手で、19代続く名門。
ラ・ムシエールはサンセールの丘の頂上部分にある南向きの最上の畑の名前。
クリヤーでミネラルに富んだ綺麗なボディ。
ぶどうはピノ・ノワール100%。
北海道産仔牛のサルティンボッカ、マルサラソース。
仔牛肉は生ハムで巻かれている。
ソースは、マルサラ酒に白ワインとフォンドヴォーを加えて煮詰めたもの。
ナイフを入れると、素晴らしい火入れ。
柔らかな仔牛肉が美味い。
フォカッチャを食べてしまったので、追加をもらう。
今度は黒ゴマのフォカッチャ。
仔牛肉なので、ピノ・ノワールが良く合う。
既に三杯目。
泡、白、赤と今夜は飲み過ぎ。
ドルチェは、チェレステ特製ティラミス。
とてもインパクトのあるヴィジュアルだ。
これがティラミスなのかと驚いたが、確かに中にはティラミスが入っている。
「今夜も美味しかったわ。チェレステは好きよ」と彼女。
「菊池シェフの料理は素晴らしいね。そして今夜の君も素敵だよ」と私。
満ち足りた思いで店をあとにする。
二人ともお腹がいっぱいなので、丸の内まで歩くことにする。
日本橋の一本上流の橋、西河岸橋を南に渡る。
向こうに見えているのが、日本橋。
この首都高、早く地下化してもらいたいものだ。
新丸ビルまで歩くと、成城石井に立ち寄る。
彼女の朝食用のサラダを幾つか購入。
私は酔いが回っていたようで、ついでに焼き穴子とピリ辛肉の巻き寿司を買ってしまった。
保存料・合成着色料・合成甘味料・化学調味料不使用と書かれているのは、さすが成城石井。
帰宅して良く見ると、賞味期限は本日中。
時計を見ると、日付が変わるまであと10分、急いで食べてしまった。
彼女と過ごす、食べ過ぎ飲み過ぎの楽しい夜でした。