もうひとつの何時ものフレンチで楽しくディナー、レストランひらまつ レゼルヴ、西麻布 2 | ワインは素敵な恋の道しるべ

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

西麻布の”もうひとつの何時ものフレンチ”、『レストランひらまつ レゼルヴ』で彼女と過ごす楽しい夜の続き。

 

IMG_20190330_073712.jpg

前菜、魚料理に続き、肉料理が出される。

仔羊キャレのロースト、ジュ・ソース、榛(ハシバミ)の香るインゲン豆と白インゲンのピューレ。

榛の実は、ノワゼット(ヘーゼルナッツ)のこと。

 

IMG_20190330_073747.jpg

仔羊は焼き色が素晴らしく、見ているだけで食欲を誘う。

 

IMG_20190330_073819.jpg

仔羊に合わせて、シラーの濃い赤をどんどん飲んでしまう。

 

IMG_20190330_073516.jpg

飲んでいる赤ワインは、ローヌのスター・ドメーヌが造る、ジャン・ルイ・シャーヴ・セレクション、サン・ジョセフ・ルージュ、オフル、2011年。

 

IMG_20190330_073853.jpg

デセールは、ポンプ・オ・ポム。

オーヴェルニュ地方の棒状のアップルパイ。

 

IMG_20190330_073937.jpg

中にはリンゴがゴロゴロ。

アップルパイは好物なので嬉しいデセールだ。

 

IMG_20190330_074021.jpg

食後の飲み物は、”ひらまつ特製ハーブティー”。

いっぱいになったお腹が癒される。

何が調合されているか聞いたが、忘れてしまった。

 

IMG_20190330_074104.jpg

坂元支配人に見送られ、店をあとにする。

お腹がいっぱいなので、六本木まで彼女と肩を並べて散策。

西麻布交差点のラブラドールは花の首飾りを付けてもらっている。

つい先日までは寒さ除けのケープと帽子をまとい、その前はサンタクロースの衣装だった。

 

IMG_20190330_074221.jpg

六本木ヒルズに至る。

 

IMG_20190330_074147.jpg

66プラザの蜘蛛の向こうには、東京タワー。

 

IMG_20190330_074302.jpg

何時もはこのまま帰るのだが、三月の末なので毛利庭園の桜を観に行くことにする。

 

IMG_20190330_074343.jpg

池に映る夜桜が幻想的で美しい。

 

IMG_20190330_074630.jpg

桜の側から六本木ヒルズ森タワーを見ると、一際明るく輝いている。

湖面にある輪っかのようなものは、正面から見るとハートの形をしている。

この前に立って写真を撮ると、背景にハートマークと桜が並ぶ撮影スポットなのだ。

 

IMG_20190330_074555.jpg

もう一度ヒルズ側に戻り、しばし夜桜を眺める。

 

IMG_20190330_074721.jpg

夜桜鑑賞が終わると、成城石井で彼女のために朝食用のサラダを幾つか購入。

 

IMG_20190330_074756.jpg

普通ならこのまま帰るところだが、折角毛利庭園の桜を観たので、ついでにミッドタウンの桜も観ることにする。

 

IMG_20190330_074838.jpg

ミッドタウン・パークのさくら通りに入る。

 

IMG_20190330_074910.jpg

照明が当てられた桜が美しい。

何時もは、右に少し見えているガーデンテラスのレストランから桜を鑑賞しているので、こうしてさくら通りを歩くのは初めて。

 

IMG_20190330_074938.jpg

夜も更け、シャンドン・ブロッサム・ラウンジは閉店済。

暗い中に、シャンドン・ロゼ、バイ・トモユキ・ヨネズ、2019年のボトルが見える。

かなり暗いのだが、これだけ色彩がちゃんと写っているとは、買い換えたばかりの新しいスマホは優秀。

 

IMG_20190330_075014.jpg

「桜の写真ばかり撮ってるのね」と彼女が少し不満げ。

「だって、来週にはもう散っちゃうよ」と私。

「来年にはまた咲くわ」と彼女。

 

IMG_20190330_075059.jpg

さくら通りの端まで来てしまった。

「六本木駅に戻ろうか」と私。

「気持ちの良い夜だから、もっと歩きたいな」と彼女。

檜町公園を抜け、赤坂方面に歩を進める。

 

IMG_20190330_075127.jpg

途中のコンビニでコーヒーを買い、飲みながら散策。

とうとう赤坂サカスまで来てしまった。

そろそろ帰途につくことにしよう。

彼女と過ごす、西麻布、六本木、赤坂での夜は素敵に更けていきました。