ボンジュール・フランス/ディネ・グルマン、ケイスケ・マツシマ、明治神宮前 | ワインは素敵な恋の道しるべ

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

彼女と明治神宮前で待ち合わせ。

『ケイスケ・マツシマ』で開催される、”ボンジュール・フランス、ディネ・グルマン”の会に二人で出席するのだ。

 

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何時ものとおり待ち合わせ時間よりだいぶ早く着いたので、神宮前交差点周辺を散策。

 

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東急プラザ表参道原宿が煌々と輝き、多くの人が行き交う。

彼女を迎えると、明治通りを進み、店に向かう。

 

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東郷神社の前を過ぎ、原宿警察署の先のビルの脇道に入る。

 

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石畳の道は薄暗く、都心に居るとは思えない静けさ。

思わず彼女の肩を抱き寄せたくなる。

 

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小さな橋を渡ると、目の前には『ケイスケ・マツシマ』。

 

南仏、ニースのミシュラン星付きレストラン、『KEISUKE MATSUSHIMA』の東京店。

 

在日フランス商工会議所とぐるなびが共同で開催する、”ボンジュール・フランス”の会がここで開催されるのだ。

 

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レセプションでコートを預け、ダイニング・ルームに進む。

サイドテーブルには、今夜出される6種類のワインが並ぶ。

そこかしこにフランス語が飛び交い、華やかな雰囲気に満ちている。

「今夜はフランス語でお話しができて楽しそう」と彼女のテンションが一気に高まる。

 

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テーブルにセットされた飾り皿には、シャガールの絵。

カトラリーはクリストフル。

 

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全員の絵皿が異なる図柄で、これは彼女の前に置かれたもの。

 

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在日フランス商工会議所の理事の挨拶で会が始まる。

今夜は20数名の限られた人数での会。

 

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そして、乾杯。

乾杯のシャンパーニュは、ペリエ・ジュエ、グラン・ブリュット。

 

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切れのあるペリエ・ジュエが美味い。

乾杯の後にごくりと飲んでしまい、慌てて撮影。

 

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続いて、フランスから帰国された松嶋啓介シェフと、ロゼレガンスの川口知佐代表取締役社長のトークショウ。

松嶋啓介シェフはニース在住で、フランスで外国人シェフとして最年少でミシュランの星を獲得し、二つの勲章を授与されている。

川口社長はカンヌ在住で、プロヴァンスのロゼワインのみを日本に輸入するロゼレガンスを経営されている。

このお二人のお話しはとても興味深く面白い。

 

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アペリティフは、タプナード、ピサラディエール、ひよこ豆のパニス。

ピサラディエールはピッツァのような南仏の料理。

パニスは、ひよこ豆のペーストを使ったフライ。

 

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ロゼレガンスが輸入するプロヴァンスのロゼワインの登場。

 

 

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エスタンドンが造る、アンソランス、I.G.P.メディテラネ。

エスタンドンは、ジャン・バニス氏がプロヴァンスのロゼ・ワインに新風を吹き込んだスタイリッシュなブランド。

アンソランスは生意気という意味で、ジャン・バニス氏がこのワインに込めた想いが表れている。

 

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華やかなハーブの香りを持ち、一気にパーティーの気分を盛り上げてくれる。

美味いので、グラスを重ねてしまう。

 

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アミューズ・ブーシュは、ピストゥー・スープ。

ピストゥーとは南仏の方言でバジルのこと。

 

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さいの目切りの野菜が入った温かいスープは、食欲を増進させてくれる。

明治神宮前のフレンチ、『ケイスケ・マツシマ』で彼女と過ごす楽しい”ボンジュール・フランス”の夜は続きます。