浜松町で健康診断を受けた後、早めのランチをとることに。
健診のため朝食抜きなのでお腹が空いているが、まだランチ時間前で開いているお店はほとんど無い。
食事ができる店を探して歩いていると、前方に嬉しい看板を見付けた。
『リンガーハット』だ。
『リンガーハット』では、今まで三度ほど食べたことがある。
いわゆるラーメン店に一人で入るのは苦手だが、ここはチェーン店でメニューも知っているので入ることが出来るのだ。
『リンガーハット』とは面白い名前だが、幕末に長崎で活躍したイギリス人貿易商、フレデリック・リンガーさんの名前に、小屋とか小さな家を意味するハットをくっつけたもの。
注文したのは、麺二倍増量400gの長崎ちゃんぽん。
食べ過ぎてはいけないと思いながら、お腹が空いているので大盛りを注文してしまった。
箸袋に何か書いていると思ったら、『リンガーハット』の料理に入っているきくらげは国産なのだそうだ。
希少な国産と書かれているが、確かにスーパーで売っているきくらげは大部分が中国産だ。
久し振りに食べると、もちっとした麺とスープの絡みが良く美味い。
ちゃんぽんには野菜も色々入っているのが嬉しいところ。
お腹が空いていたので、大盛りも完食。
ラーメンは月に一度と決めているので、これで今月は打ち止め。
久し振りの『リンガーハット』での楽しいブランチでした。
今夜は、ジャケ買いしたイタリアのワインを抜栓。
先日、かずみさんがオーパス・ワンとピーター・レーマンのエチケットの近似性について書かれていたことを思い出し、これを購入した。
イタリア、ロンバルディア州のカーサ・ヴィニコラ・カルディローラが造る、ディ・ソーレ・ルーネ、ロッソ。
遠目にはスーパー・タスカンのルーチェの親戚に見える。
そしてこちらがトスカーナ州のルーチェ・デッラ・ヴィーテが造る、ルーチェ。
価格は20倍近い。
かずみさんが書かれていたオーパス・ワンはフランスのバロン・フィリップ・ド・ロートシルトとカリフォルニアのロバート・モンダヴィが立ち上げたワイナリー。
そしてこのルーチェもイタリアのヴィットリオ・フレスコバルディとロバート・モンダヴィが立ち上げたワイナリーという共通点もある。
飲んでみると、ベリー系の香りを持ち、程よいタンニンを持つミディアム・ボディ。
エチケットのインパクトに較べると、果実味、熟成感は薄く、余韻も短い。
もちろんルーチェは言うに及ばずセカンドのルチェンテにも遠く及ばないが、デイリーワインとして気楽に飲むには充分なワインだ。
セパージュは不明だが、使われているぶどうはサンジョヴェーゼ、ネロ・ダーヴォラ、メルローとのこと。
ロンバルディア州のワインでネロ・ダーヴォラが使われているとは面白い。
かずみさんに触発されてジャケ買いしたワインを楽しんだ、今夜のお家ワインでした。