2018年大晦日の年越しランチは何時ものフレンチで、レストランひらまつ レゼルヴ、西麻布 | ワインは素敵な恋の道しるべ

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白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

大晦日はお昼前に六本木ヒルズで彼女と待ち合わせ。

年越しランチを何時ものフレンチ、西麻布の『レストランひらまつ レゼルヴ』で楽しむことにしたのだ。

数えてみれば、2018年にこのレストランを訪問するのは15回目。

月一回以上のペースで訪れたことになる。

 

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六本木ヒルズで車に乗ると、西麻布に向かう。

店の前で車を降りるが、何時もと雰囲気が違う。

考えてみれば、お昼にここを訪れるのは初めてかもしれない。

 

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エントランスを入り、二階のレセプションに繋がる階段を上る。

 

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レセプション・フロアーの生花は、お正月の装い。

坂元支配人に迎えられ、レトロなエレベーターで三階のメイン・ダイニングに案内される。

 

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クリスマス・ディナーもここで楽しんだので、一週間での再訪。


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何時ものテーブルに、何時ものセッティング。

カトラリーはクリストフル製で、『ひらまつ レゼルヴ』の頭文字、HとRの飾り文字が刻印されている。

 

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ソムリエールの田中さんがアペリティフ、アプリコットのカクテルを届けてくれる。

二人で目と目を合わせ、乾杯。

「今年も楽しかったね。ありがとう」と私。

「来年もよろしくお願いしますね」と彼女。

ちょっと改まった雰囲気が新鮮に感じられる。

 

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使われているのは、ジャン・ポール・メッテのクレーム・ド・アプリコット。

ジャン・ポール・メッテはアルザスに本拠地を置く、オー・ド・ヴィー造りの第一人者。

 

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クレーム・ド・アプリコットを割っているのは、ヴーヴ・アンバルが造る、クレマン・ド・ブルゴーニュ、グラン・キュヴェ、ブリュット、ロゼ。

 

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ここのバゲットは焼きが強く、皮がパリパリで美味しい。

この大きなバゲットを二個食べてしまう。

 

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バゲットが美味しいと、アペリティフが進んでしまう。

このグラスは二杯目、そして結局四杯も飲んでしまった。

 

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前菜は、芽キャベツ・イクラ・ホッキ貝、ジャガイモのクランブル。

 

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柳原料理長が漬け込んだイクラは、クリスマスのメニューにも使われていた。

ジャガイモのクランブルがサクサクで美味い。

 

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白ワインはトリンバックが造る、リースリング、キュヴェ・パルティキュリエール、プール・ヒラマツ、2015年。

フランスの三ツ星レストランの全てでオンリストされているアルザスの名門、トリンバックが『ひらまつ』のために造るスペシャル・キュヴェ。

このリースリングは華やかでありながらドライで美味しく、彼女が好きなワインだ。

 

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「美味しいけど、今まで飲んだのに較べて果実味が少ないようね」と彼女。

「他のお店で飲んだのも同じヴィンテージだから、ボトル差なのかもしれないね」と私。

飲んでみると温度が低すぎるが、その影響を差し引いてもリースリングの果実味が少し足りなく感じる。

「君のワインを僕のグラスに移して、君のグラスを空にしてね」と私。

新しいボトルを抜栓して持ってきてもらい、彼女のグラスに注いでもらう。

「温度も丁度良いし、美味しいわ。ありがとう」と彼女。

「普通の人は気が付かない差だね。君の感覚は本当に素晴らしくて好きだよ」と私。

 

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魚料理は、ヒラメのヴァプール、コキヤージュのムースリーヌソース、レモングラスの香り、キャベツ・ベーコン・牛蒡添え。

正面からはヒラメが見えない。

 

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後ろ側から見ると、白いヒラメの身が見える。

レモングラスと牛蒡、そしてコキヤージュ(貝)の香りが心地良い。

 

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ヒラメの上に乗っているのは、牛蒡の他に、オクラとチンゲン菜。

ヒラメは島根県産。

西麻布の一軒家フレンチ、『レストランひらまつ レゼルヴ』で大晦日に彼女と過ごす、楽しい年越しランチは続きます。