何時ものホテルでまったりワイン、メトロポリタン東京、池袋 2 | ワインは素敵な恋の道しるべ

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

『メトロポリタン東京』で彼女と過ごす、楽しいまったりワインの夜の続き。

 

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夜と言っても早い時間に始めたので、窓の外にはまだ明るさが残る。

 

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ローラン・ペリエの次は、赤ワインを抜栓。

今夜はブルゴーニュではなく、ピエモンテの私が大好きな造り手の赤を選択。

 

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ピオ・チェーザレが造る、バローロ、2013年。

1881年創業の名門で、バローロ地区、バルバレスコ地区等に合わせて50haの銘醸畑を保有。

私が若い頃、初めてミラノを訪問した時に飲んだワインがピオ・チェーザレだったため、想い入れのある造り手なのだ。

マキャヴェッリの君主論のモデルとなったチェーザレ・ボルジアが好きだったので、チェーザレの名前に反応してこのワインを注文したことを懐かしく思い出す。

 

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ベリー系の香り。

口に含むとまず強いタンニンを感じる。

しっかりとした骨格を持ち、果実味、酸味のバランスが素晴らしい。

まだかなり若く、長期熟成のポテンシャルを感じる。

熟成期間は、フレンチオークの樽で36ヶ月。

70%が大樽、30%がバリックで熟成されている。

 

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コルクはとても長く、品質も良い。

 

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料理は三皿目。

赤ワインに合わせ、ハモンセラーノを追加。

ハモンセラーノはKALDIで2パック買っておいた。

フロ・プロステージュのローストビーフのサラダを盛りつけ、サーモンのサラダも追加。

 

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四皿目は、アジアンサラダのソフトシェルクラブ、シンガポールチリソースと、柔らかロースの黒酢酢豚。

どちらもルームサービスで温めてもらった。

 

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このソフトシェルクラブ、かなり美味しい。

 

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そしてホテル・オークラのタンシチュー。

これも熱々に温めてもらった。

2個買ったので、たっぷり食べることが出来る。

 

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いっぱい食べて飲んだあとは、デザートの時間。

ここで彼女が予想外のデザートを取り出した。

「ミネラルウォーターを買った時に、美味しそうだったから一緒に買っちゃった」と彼女。

 

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買い物を終えホテルに戻る時に、「先に行ってアイスバケットやカトラリーを頼んでおいてね。私はミネラルウォーターを買ってから行くわ」と彼女はファミマに寄ったのだ。

 

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ヴィタメールでケーキを買っているのに、彼女の食欲恐るべし。

「半分食べてね」とくれたが、確かに美味しい。

これで値段はパティスリーの半分以下とは、コンビニ・スイーツ恐るべし。

 

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デザートの前菜を食べ終えると、ヴィタメール。

今夜のヴィタメールは、二人ともハロウィン・ヴァージョン。

彼女のは、ハロウィン・オペラ。

カシスムースやオレンジムースを層状に重ねて作られている。

 

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そして私のは、ポティロン。

ショコラのマドレーヌにキャラメルクリームのプティシューを乗せ、その回りに北海道産えびすカボチャのクリームをカボチャの形に絞ったもの。

 

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チョコレートシューも二個買ったが・・・、彼女が一個食べてしまったようだ。

 

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コーヒーはポットをルームサービスで。

たっぷりの量があるので、のんびり食後のコーヒーを楽しむことが出来る。

 

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外は既に夜の帳に覆われている。

そろそろシャワーを浴び、ゆっくり映画鑑賞を楽しむこととしよう。

 

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今夜も楽しい、メトロポリタン東京でのまったりワインでした。