台風の夜は友人達と持ち寄りワイン会、ロマーノ、五反田 | ワインは素敵な恋の道しるべ

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

先日の台風ジョンダリ(12号)来襲の日。

ジョンダリは北朝鮮が用意した名前で、”ひばり”の意味。

でも、ひばりのように可愛くはなかったですね。

この夜はブログの友人達との持ち寄りワイン会。

家を出る時は一番風雨が激しく、愛用の傘が壊れてしまった。

一旦家に戻り、びしょ濡れになった服を着替え、新たな傘を持って出発、40分遅れでの到着となった。

 

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ワイン会の場所は、五反田のイタリアン、『ロマーノ』。

初めての訪問だが、駅近くの便利な場所にあるのですぐにわかった。

 

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家を出た時は激しい暴風雨だったが、一時間も経っていないのに着いた時にはもう小雨。

大事な傘が壊れたのが悲しくなる。

 

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PEDROさんが予約してくれた個室に入ると、皆さんに暖かく迎えていただき、乾杯。

私だけ泡で、皆さんは既に白ワイン。

今夜のメンバーは、しづちゃん、千夏さん、mayuさん、PEDROさんと私。

poohcoco-papaさんは台風が西進したため今も暴風雨圏に居らっしゃるとのことで出席できず。

 

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飲んでいるスパークリングは、マルケス・デ・チベ、カヴァ、ブリュット。

バレンシア最大の造り手、ボデガス・ビセンテ・ガンディアの製品。

 

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柑橘系の香りを持つ爽やかな辛口。

ぶどうはマカベオとシャルドネ。

瓶内熟成期間は12ヶ月。

 

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玉葱の冷製スープ。

 

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刺身盛り。

小皿に取り分けて残しておいていただいたもの。

これが美味い。

 

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これは、何と鯨。

皆さん、給食で出された鯨の竜田揚げの話で盛り上がるが、若いmayuさんは蚊帳の外。

 

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鯨と言えば、尾の身の刺身、鯨ベーコン、オバケ(尾羽毛)。

でも、皆さんオバケを知らなかったのは驚き。

 

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フォカッチャやパンも美味い。

このお店、とても良いようだ。

 

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これはPEDROさんと千夏さんから。

神楽坂の『ドルチェ・ヴィータ』で買われたワインなのだそうだ。

カンパーニャのテヌータ・ラ・フォルテッツァが造る、ファランギーナ、サンニオ・ダブルノ。

 

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ファランギーナで造られたワインは好きで何度も飲んでいるが、DOCダブルノを飲むのは初めてかもしれない。

グレープフルーツやレモンの香り、活き活きとした酸とフレッシュな果実味を持つ。

 

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鯛、鱧、鱚のフリット。

どれが鯛でどれが鱧で、どれが鱚か、5人が全種類を食べようとするとなかなか難しい。

 

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これは私が持参したワイン。

アルフォンス・メロがコトー・シャリトワで造る、レ・ペニタン、コート・ド・ラ・シャリテ、シャルドネ、2009年。

アルフォンス・メロはロワール・サンセール最大の造り手で、現当主が19代目という名門。

 

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お店の方が大きなグラスを出してくれた。

熟成が進み、深い味わい。

レ・ペニタンは本当に美味しいと思う。

レ・ペニタンはサンセールとシャブリの中間地点、コトー・シャリトワで造られる特別なプロジェクト。

フィロキセラで壊滅した銘醸地の復活プロジェクトなのだ。

 

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つぶ貝とマッシュルームのアヒージョ。

 

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ここで赤ワインに切り替え、乾杯。

 

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これはmayuさん持参の貴重なワイン。

mayuさん自身がぶどうの収穫を手伝われたヴィンテージなのだそうだ。

勝沼の中央葡萄酒が造る、グレイス、カベルネ・フラン、2014年。

 

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明野町、三澤農場で栽培されたカベルネ・フランを主体に、プティ・ヴェルドが加えられているそうだ。

しっかりとした酸とミネラルを持ち、タンニンは滑らか。

素晴らしいバランスで、フランにみられる青臭さは感じられない。

日本のカベルネ・フランがここまで美味しいとはと驚く。

日本ワインに疎い私だが、これからはもっと色々試したいと思う。

五反田のイタリアン、『ロマーノ』でアメブロの素敵な友人達と過ごす楽しい夜は続きます。