美味しい決戦~2人のシェフが作る魂の一皿~、アルジェントASO、銀座 | ワインは素敵な恋の道しるべ

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白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

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銀座の『アルジェントASO』で行われた素敵な催し、「美味しい決戦~2人のシェフが作る魂の一皿~」に彼女と共に参加。

銀座のイタリアン、『アルジェントASO』の浅見淳料理長と、銀座のフレンチ、『アイコニック』の鈴木健太郎料理長の二人がジャンルを超えて料理を競い合う一夜限りのディナー会なのだ。

 

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『アルジェントASO』は、銀座のビルの8階、9階の2フロアーを占めている。

代官山の『リストランテASO』も素晴らしいが、ここもお気に入りのレストランである。

 

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8階でエレベーターを降り、レセプションに向かう。

エレベーターホールを出る前に、スタッフが迎えに来てくれる。

 

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まずはウェイティングバーで一休み。

彼女が到着すると、9階のダイニングルームに案内される。

 

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広いダイニングルームに、間隔を空けてテーブルがゆったりと配置されている。

 

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今夜の私たちのテーブルは、一番奥のグランドピアノ側。

上席を用意してくれたことに感謝。

 

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さて、今夜はどんな料理とワインに出会えるのか楽しみだ。

メニューを見ながら、料理やワインについて彼女と話す時間が好きだ。

 

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ほどなくエグゼクティブシェフソムリエの椨(たぶ)さんが現れ、アペリティフ・メゾンを目の前で作ってくれる。

椨さんが自ら今夜のソムリエを務めるとは、今夜のディナー会に力を入れていることがわかる。

 

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アペリティフ・メゾンは、ピーチのカクテル。

ピーチ・ジュースをスパークリング・ワインで割り、最後にチンザノ・ロッソが少し加えられている。

使われているスパークリングは、ヴーヴ・アンバルが造る、クレマン・ド・ブルゴーニュ、ブリュット、ミレジム、2014年。

飲み干すとすぐに新しいグラスが届くので、三杯も飲んでしまう。

 

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アペリティフに合わせる小皿は、浅見シェフ作、”小さな国旗”。

イタリアの三色旗に合わせ、赤、白、緑の食材の盛り合わせ。

白は、モッツアレラチーズが中に入ったベッポリーニ。

赤は、秋田県白神山地で作られたプロシュートと、マイクロトマト。

 

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『アルジェントASO』の篠﨑支配人、『アイコニック』の若林支配人の挨拶に続き、浅見料理長(左)、鈴木料理長(右)の料理の説明が始まる。

これはとても楽しく、勉強になる。

 

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こちらのテーブルに飾られているのが、鈴木料理長がメイン料理で使う食材。

千葉県産瞬締め鱸。

 

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エアガンで瞬時に神経を抜くため、臭みが全くなく、時間を掛けて熟成させることができる。

今夜使われている鱸も、4日間熟成させたもの。

 

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そしてこちらのテーブルにディスプレイされているのが、浅見料理長のメイン料理の食材。

山形の尾花沢和牛。

 

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尾花沢は豪雪地帯で、夏と冬の寒暖差は50℃に達する。

この厳しい環境により、牛は肉に肌理の細かい脂を蓄えることから、雪降り和牛と言われている。

この尾花沢和牛を室温に戻し、丁寧に焼き上げるのだ。

これから出される料理に期待が膨らむ。

銀座の『アルジェントASO』で彼女と過ごす素敵な夜は続きます。