塩尻ワイナリーフェスタに参加した楽しい一日の続き。
メンバーは、PEDROさん、chinatsuさん、nomurieさんと私。
『Kidoワイナリー』を出ると、タクシーで『信濃ワイン』に向かう。
ここには出店も多く、とても賑やか。
ここでは試飲用のグラス、”桔梗ヶ原の風”を使う。
グラス1杯は40~50cc程度だが、試飲ワインの種類が多いので、何杯も飲んでいると結構な量になる。
地下セラーの見学は面白い。
樽だけでなく、壁面には古いヴィンテージのボトルが詰まっている。
一番目を引いたのは、ナイアガラで造られたブランデーの樽。
ワイン販売コーナーでブランデーを探す。
1本1万円。
試薬瓶のようなブランデーは、1本千円。
4人で1本を購入し、味見をすることにする。
PEDROさんにボトルを持ってもらい、撮影。
このブランデー、かなり美味い。
来年も来ることができるなら、1本買って帰りたいと思う。
『信濃ワイン』を出ると、循環バスに乗って『林農園 五一わいん』へ移動。
『Kidoワイナリー』の城戸さんが修業したのは、ここなのだ。
ワイン樽を使ったこのディスプレーは、写真では見たことがある。
実物を見ると、ここに来た記念に思わず撮影。
お昼も近付き、人出はどんどん増えている。
くじ引きコーナーで運試し。
じゃんけんで誰がくじを引くのか決める。
勝ったのは、PEDROさん。
1,000円で引き当てたワインは、4等賞の五一シルバー。
ここでvinさんが合流し、5人でのワイナリー巡り。
人気の”ぶどう畑トラクター巡り”をすることに。
トラクターに引かれた荷台に10人が乗り、ぶどう畑を巡る。
それぞれの畑には、ぶどうの名前が書かれたプレートがある。
新芽をよく見ると、もう花芽が付いている。
畑の隅には、長野県で一番古いメルローの古木。
このぶどうだけで造られたワインがあるというので、トラクターの運転手さんから特別試飲券を入手。
これが、メルローの古木で造られたワイン。
1杯しか飲めないというので、1,000円で購入し、5人で分けることに。
5人で乾杯。
味は、はっきり言って既に盛りを過ぎており、香りも果実味も無く不味い。
道を渡った向かい側にある『井筒ワイン』に場所を移す。
ここにも出店がいっぱいあり、人出が凄い。
NACシャルドネも無料で試飲できるとは嬉しい。
ここでも数種類を試飲。
流石にお腹が空いてきたので、少し食べることにする。
どの料理も美味しそう。
選んだのは、山菜のフリット。
コシアブラのフリットは美味しく大正解。
山菜のフリットを二皿、そして鹿のカツレツ コンコード風味を二皿。
ワイナリーでブルーシートを貸してもらい、ぶどう畑の中で軽いランチ。
chinatsuさんが持参されたチーズも出される。
キャステロ・ブルーチーズ、ミモレット24か月熟成、パルミジャーノ24か月熟成。
そして干しぶどうとオリーブ。
chinatsuさん、何から何まで本当にありがとうございます。
試飲ワインだけでは足りないので、列車の中で飲み残したワイン半本分と、『五一ワイン』のくじでPEDROさんが引き当てた五一シルバーを飲んでしまう。
再び循環バスに乗り、『メルシャン』の会場に向かう。
ここは今は使われていないが、フェスタの時にだけ地下ワイン貯蔵庫が公開されるのだ。
ここが地下セラーへの入り口。
地下セラーには、7,000~8,000Lも入る大樽が並ぶ。
現在は使われていない施設なので、樽の中は空っぽ。
ボランティアによる説明も勉強になる。
セラーの隅に、懐かしい名前の看板を見つけた。
『メルシャン』の前身、『三楽オーシャン』の名前が書かれている。
再び循環バスに乗り、駅前のメイン会場に戻る。
ここにも樽が並び、無料で試飲することができる。
飲んでばかりでお腹が空いたので、駅の蕎麦屋で食事をすることにする。
お店の看板を見て驚いた。
信州の季節料理、やまめ塩焼や山菜は良いとしても、ハチの子、いなご、カエル塩焼とは。
昼食には遅く夕食には早い中途半端な時間なので、蕎麦は切れている。
ご主人が急いで蕎麦打ち。
そこで、おつまみで飲みながら蕎麦を待つことにする。
アサヒ、スーパードライ。
お通しは、新玉ねぎ。
木曽ひのきと書かれた塗り箸は、nomurieさんのご実家の製品なのだそうだ。
マトンのジンギスカン。
マトンの香りが好きなので美味い。
vinさんが器用に5人の皿に取り分けてくれた。
地酒を冷やで。
蕎麦屋で冷や酒を飲むのは美味い。
馬刺し。
信州も馬を食べるのだそうだ。
山賊焼き。
鶏のから揚げが何故山賊焼きなのか、nomurieさんが教えてくれる。
”鶏揚げる”を”取りあげる”と読み替えると、山賊が旅人から金品を取りあげることになり、山賊焼きとなったのだそうだ。
〆は手打ち蕎麦。
東京の蕎麦屋に較べると、量が半端でない。
その上、麦飯も付いている。
早朝からよく飲みよく食べた一日。
素晴らしい塩尻ワイナリーフェスタの一日でした。
PEDROさん、chinatsuさん、nomurieさん、vinさん、お世話になりありがとうございました。
また何時かご一緒できることを楽しみにしています。