今夜は彼女と人気のフレンチ・ディナー、レストラン かみくら、神楽坂 | ワインは素敵な恋の道しるべ

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白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

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今夜は彼女と神楽坂駅で待ち合わせ。

待ち合わせ時間の少し前に着き、彼女が到着する前に予約しておいたパンを受け取りに行く。

向かった先は、のり奴姐さんに教えていただいたお店、『亀井堂』。

 

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パティシエが作るクリームパンが人気で、多い日は400個が売れるという。

今日も、午前11時には売り切れたそうだ。

紙袋には、”神楽坂KAMEI-DO”と書かれている。

ハイフンが無いと、”亀戸”に読めるのが面白い。

 

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紙袋の中には、クリームパンが4個。

すっしりと重く、普通のクリームパンではないことがわかる。

 

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再び駅に戻り彼女を迎えると、今夜のお店、『レストラン かみくら』に向かう。

石畳が美しい”かくれんぼ横丁”にある、黒塀の料理屋といった風情のお店である。

 

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「どう見ても料亭という感じね」と彼女。

「玄関で靴も脱ぐよ。でもテーブルと椅子だから安心してね」と私。

 

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ここは和風建築の部屋で、箸で味わうフレンチのお店。

石畳の奥まった細い路地にあり、場所は実にわかりにくい。

路地の名前が”かくれんぼ横丁”というのも隠れ家風で気が利いている。

 

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今夜の席は、小さな部屋の中。

二人用のテーブルがふたつある。

四人であれば、貸切にできる。

 

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初めてのお店なので、最初の白ワインは、「ソーヴィニヨン・ブランでお薦めを」とお願いする。

抜栓したのは、ロワールのドメーヌ・ジャン・マリー・ペネが造る、シャトー・ド・ラ・ペスル、トゥーレーヌ、ソーヴィニヨン・ブラン、2014年。

 

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透明感のある濃い黄金色。

リンゴ、シトラス、パッションフルーツのニュアンス。

果実味が強いが、酸もあるのでバランスが取れている。

 

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アミューズは、ホタテ、シラス、そら豆のパテ。

指でつまみ、バルサミコを付けて食べる。

 

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前菜は、野菜たっぷりのテリーヌ。

ソースは二種。

上に乗った白いソースは、卵白とエシャロットのソース。

皿に敷かれた黄色いソースは、卵黄に醤油を加えたソース。

 

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テリーヌ使われている野菜は、ホワイトアスパラガス、グリーンアスパラガス、新玉ねぎ、ほうれん草、春キャベツ。

素材の風味を活かした、薄味のソースがとても良い。

神楽坂の『レストラン かみくら』で彼女と過ごす楽しい夜の続きは、また明日。