西麻布の『GORI』で彼女と過ごす楽しいランチの続き。
二本目は、赤を抜栓。
『GORI』はビオワインと漢方和牛のお店。
選んだビオの赤は、フラン・コート・ド・ボルドーのシャトー・クリュ・ゴダール、2014年。
コート・ド・フランで4世代続く家族経営の小さなシャトーなのだそうだ。
コルクは弾力があり品質が良く、状態も良好。
ワイン名、ヴィンテージ、トレードマークが刻印されている。
色合いは濃厚。
カシスやブラックベリーの香り。
実に自然な果実の旨味で、タンニンもしっかりしている。
これなら牛のステーキにも合いそうだ。
ぶどうは、メルロー65%、カベルネ・ソーヴィニヨン20%、カベルネ・フラン10%、マルベック5%。
いよいよメインの漢方和牛が届く。
14種類の漢方ハーブ飼料で育てられた漢方和牛は脂の融点が低く、更に普通の黒毛和牛に較べてアミノ酸の含有量が1.5倍、グルタミン酸は2倍という高さ。
しっかりと旨味が凝縮された赤みが最高に美味い。
焼き加減も絶妙。
彼女もこの漢方和牛はとても気に入ったとのこと。
薬味は、醤油、粗塩、山葵。
ナイフは、ラギオール。
メインのあとにパスタが出るところが面白い。
料理はイタリアンだが、出される順番は和食風。
それにしてもこのスパゲッティ・ボロネーゼ、アルデンテでとても美味。
デザートは、ガトーショコラ。
『GORI西麻布』はサービスも気持ちよく、健康をコンセプトにした料理とワインが美味い。
紹介していただいた”azabu-life”さんに感謝。
横井オーナーシェフに今日のランチのお礼を述べ、店をあとにする。
西麻布から向かった先は、六本木ヒルズ。
ランチで満足した後の散歩は楽しい。
ヒルズは春の装い。
もうチューリップの花が開き始めている。
青空の下、蜘蛛も元気そう。
ランチをゆっくり楽しみ、ワインをいっぱい飲んだので、予約している映画の開演時間まで残りわずか。
発券機で”LA LA LAND”の予約済みチケットを受け取ると、急いでエスカレーターに乗り、7番スクリーンのTCX(TOHO CINEMAS EXTRA LARGE SCREEN)に向かう。
時間は無くても、ポップコーンと飲み物は欠かせない。
六本木ヒルズで彼女と過ごす楽しい午後の続きは、また明日。