今夜は泡を飲みたくなった。
セラーから取り出したワインは、ロジャー・グラート、ブリュット・ロゼ、ミレジム、2012年。
スペイン、ペネデス地区のカヴァである。
ロジャー・グラートは長い歴史を誇るカヴァの名門。
シャンパーニュをスペインでも造りたいという情熱により生まれた、厳格なシャンパン製法によるカヴァである。
コルクはとても良いものが使われている。
ミュズレも綺麗なので、コレクションに加えておこう。
泡立ちが素晴らしい。
色合いはかなり濃いロゼ。
甘い果実香を持ち、熟成感も充分にある辛口。
確かに美味しく、人気の理由がわかる気がする。
セパージュは、ガルナッチャ60%、モナストレル35%、ピノ・ノワール5%。
モナストレルの果皮と種を数時間マセラシオンし、ロゼの色付けをしている。
瓶内二次発酵をさせ、12~18か月間の瓶内熟成後、リリース。
人気のカヴァを初めて楽しんだ、今夜のお家ワインでした。