
今日は彼女と芝公園で待ち合わせ。
お店で待ち合わせようと思ったが、私と揃って一緒にお店に行きたいと彼女が言ったのだ。
予約してあるお店は、『ワカヌイ・グリルダイニング&バー東京』。

ニュージーランド料理のお店である。
場所は東京タワーの真向いのビルの最上階の10階。
あまりに近いので、東京タワーは足元しか見えない。

ランチにしてはちょっと時間が遅いので、テーブルは既に空いている。
この一番奥にバー・コーナーがある。
ワンフロアーを占有しているので、店はとても広い。

エントランスの横にあるのは、肉の熟成庫。
熟成庫のガラスにも東京タワーの脚が写っている。
写真を撮っていると、彼女はお店の人に案内されてさっさと先にテーブルに行ってしまった。

白はソーヴィニヨン・ブランをグラスで飲むことにする。
おや、グラスの白が前回と変わっている。
ドルベル・エステート、ソーヴィニヨン・ブラン、2008年。
ドルベルは、1986年にニュージーランド北島のワイン産地、ホ-クスベイに設立されたワイナリー。
造っているワインは、スパークリング(メトード・トラディッショナル)、メルロー/カベルネ、ソーヴィニヨン・ブランの三種。

ソーヴィニヨン・ブランにしては、色が濃い。
香りは柑橘系だが、樽やイーストの香りが混じっている。
これはこれで美味しいが、ソーヴィニヨン・ブランにしてはちょっと濃厚過ぎ。
ドルベルのソーヴィニヨン・ブランは2006年が初ヴィンテージ。
2008年はぶどうの出来が良く、トロピカル・フルーツの香りが出てきた完熟ぶどうを手摘みで収穫したとのこと。

彼女が選んだ前菜は、ニュージーランド産キングサーモンのマリネ、アボカド、ニュージーランド産マスカルポーネ。
彼女はサーモンが好きなのだ。

私の前菜は、ラムのタタキ、エシャロットヴィネグレット。
何時もは白身魚のカルパッチョ等を選んでいるが、今日は前菜からラムを選んだ。
ラムは私の大好物。

バケットは、熱々。
こんなバケットが届くと、赤ワインを飲みたくなる。
選んでおいたピノ・ノワールのボトルを出してもらうことにする。
「ここはラムが美味しいだけじゃなく、ソーヴィニヨン・ブランとピノ・ノワール、が美味しいので好き」とは彼女の言葉。
ここのワインは全て直輸入なので、ここでしか味わうことができない逸品揃い。
さて、今日はどんなピノに出会うことができるのだろうか。
芝公園の『ワカヌイ』で彼女と過ごす楽しいランチの続きは、また明日。