
今夜は、フランスの泡を抜栓。
アンリ・フェッシ、ルージュ・バブルス・ヌーヴォー、2015年。
スパークリングのヌーヴォーを飲むのは、初めて。
アンリ・フェッシは、クリュ・ボジョレーのスペシャリストとして有名な造り手。
1888年創業で、2008年にルイ・ラトゥールの傘下に入っている。
このワインもボジョレー・ヌーヴォーと同じく、ぶどうはガメイ100%で造られている。

明るい派手なエチケットだ。
調べてみると、ヴィンテージによってエチケットのデザインを変えているようだ。
この点でも、多くのボジョレー・ヌーヴォーと同じだ。

グラスは、プレミアム・シャンパーニュ用ではなく、スパークリング用を使用。
色が濃いので見えないが、泡立ちは勢いがある。
ラズベリーやブラックベリーの香り。
口に含むと、ぶどうの自然な甘さが前面に出ている。
フレッシュでフルーティだが、その奥には柔らかなタンニンを感じる。
アルコール度数は8%と低い。

これはアペリティフに使えるスパークリングだ。
色も美しく、パーティを盛り上げるのに最適。
アルコール度数が低いので、食事前に飲み過ぎて悪酔いする心配も無い。
初めて飲むボジョレーの赤のスパークリング・ヌーヴォーを楽しんだ、お家ワインでした。