千葉中央のイタリアン、『アクア・エ・スオロ』で彼女と過ごす楽しい夜の続き。
今夜は、イタリア・トレンティーノ・アルト・アディジェ州のソーヴィニヨン・ブランで始め、ヴェネト州のソアヴェ・クラッシコ、カリフォルニアのシャルドネ、そしてアブルッツォ州の赤のカルト・ワインと飲み進んだ。
五種類目のワイン、赤の二種類目は、ボルドー、サンテステフのル・マルキ・ド・カロン・セギュール、2013年を抜栓。
ハートのマークで有名なグラン・クリュ、シャトー・カロン・セギュールのセカンドである。
あれ、エチケットに以前には無かったハートのマークが入っている。
それに名前もマルキ・ド・カロンだったはずだ。
聞いてみると、2013年ヴィンテージからエチケットも一新され、名前も変わったのだそうだ。
以前はカロン・セギュールを普通に飲んでいた。
しかし最近は価格が高くなり、なかなか手が届かなくなってしまった。
セカンドのボトルがファーストに似てきたのであれば、これからはセカンドを飲むのも悪くはない。
そのためには、まずテイスティング。
抜栓したばかりなので、時間をかけてグラスを回し空気に触れさせる。
口に含むと、驚くほど硬く強い。
タンニンも酸もしっかりしているので、まだまだ熟成による成長が期待できる。
カロン・セギュールは長期熟成タイプなので、その遺伝子をしっかり受け継いでいるようだ。
2013年ヴィンテージを手に入れて、セラーで寝かしておきたくなった。
赤ワインがどちらも強いので、ラム肉と良く合うのだ。
ラムは期待通りすこぶる美味い。
彼女もラムが大好きなのだ。
淺野さんが今夜は5種類を選んでくれた。
前回はチーズそのものだけが4種類だったが、今夜はちょっと手が加えられている。
ブルサンは、そのままではあるが、パンに載せて出された。
真ん中の小さな皿に入っているのは、干しブドウと干し無花果。
干し無花果は彼女の好物。
そしてゴルゴンゾーラ・ピカンテは干し無花果に挟み、更にイタリア産の蜂蜜が添えられている。
チーズにイタリア産の蜂蜜を合わせるのは彼女の好み。
そしてゴルゴンゾーラはドルチェよりもピカンテが好きなのだ。
ピカンテ、干し無花果、イタリア産蜂蜜が出されたのを見て、「わざわざ私が好きなものを頼んでくれたのね。ありがとう」と誤解されてしまった。
否定する必要も無いので、曖昧に微笑みながら「食後酒も飲もうよ」と答える。
千葉中央の『アクア・エ・スオロ』で彼女と過ごす楽しい夜は、まだ続きます。



