今夜は、ボルドーの大好きな赤を抜栓。
シャトー・グリュオ・ラローズ、1994年。
サン・ジュリアンの二級格付けグラン・クリュである。
これは確か3本購入し、1本は彼女にプレゼントし、2本はハイアットかシェラトンに持ち込んで彼女と一緒に飲んでしまったと思っていた。
ところがセラーのボルドーのコーナーに、まだ1本眠っているのを見付けたのだ。
と言うことは、別にもう1本買っていたということだ。
残念ながらセラーに入っている90年代のボルドーはこれで無くなってしまった。
2000年代初めのヴィンテージを大事に寝かせておくことにしよう(20年物を飲むためには、更に10年近く待たなければならない!!)。
グリュオ・ラローズは好きなワインなので、エチケット帳を見ると1970年代から2000年代に至るまで、多くのヴィンテージのエチケットがずらりと並んでいる。
オーナーの変更等を受け、エチケットが年代によって微妙に変化しているのも面白い。
特にコーディアがこのシャトーのオーナーとなっていた時代のエチケットには、上部に黒い縁取りがあり、そこに"コーディア"と書かれていた。
コーディアが手放し、余分な名前の入っていないこの美しいエチケットに戻っている。
書かれている場所は変化しているが、「王のワイン、ワインの王」という表記は健在。
抜栓する前にこの表記を読んでは、"大した自信だ"と何時も満足に思っている。
質もとても良く、状態も良い。
ヴィンテージを考えるとリコルクはしていないはずだが、まだまだ使用に耐えるコルクだ。
キャップシールにも、トレードマークとシャト・グリュオー・ラローズの名前が入っている。
なかなか出来の良いキャップシールだ。
ポイヤックの重厚さとマルゴーの優雅さとを併せ持つと言われ、それをまさに体現したのがグリュオ・ラローズだと思っている。
20年の熟成を経て、豊かな果実味と滑らかなタンニンのバランスがとても良い。
エレガントで力強く、まだまだ熟成に耐えるボディを持っている。
やはりグリュオ・ラローズは美味い。
セパージュはヴィンテージによって微妙に異なるが、大体カベルネ・ソーヴィニヨン57%、メルロー30%、カベルネ・フラン7%、プティ・ヴェルド4%、マルベック2%といったところ。
また新しいヴィンテージを買い足しておこう。
大好きなサン・ジュリアン、グラン・クリュを堪能した、今夜も楽しいお家ワインでした。




