ドッグ・ポイントのソーヴィニヨン・ブラン、ケンブリッジ・ロードのピノ・ノワールの次は、同じくケンブリッジ・ロードのカベルネ・フラン、2011年を飲むことにする。
ケンブリッジ・ロードは、若い醸造家達が挑戦的な造り方を試すワイナリー。
このボトルにもエチケットはなく、タグが掛けられているだけ。
彼女は、カベルネ・フランは得意ではない。
私もイタリアの天才醸造家、ルカ・ダットーマのカベルネ・フランは飲むが、それ以外は好んで飲むぶどうではない。
でも、ケンブリッジ・ロードのカベルネ・フランは飲んでみたくなったのだ。
色合いは濃く不透明。
香りに華やかさは無く、とても引き締まったボディ。
凝縮感、熟成感が強い。
これは面白いカベルネ・フランだが、万人好きではなく、好き嫌いが分かれるだろう。
ところで今夜は暑かったので、何時もの背広ではなく、気軽な服装で出かけた。
シャツは、大好きなトミー・バハマ。
スマホの写真では色が上手くでないが、本物はずっと鮮やか。
トミー・バハマは、アイランド・ライフの提案を行うショップとして、1992年にフロリダに1号店を開店。
今では世界に130店を展開し、日本には2013年に銀座に上陸。
これを着ていると、不思議と解放感と安心感の両方を同時に持つことができる。
海外旅行の時にも欠かせないシャツだ。
このシャツは、シカゴのマグニフィシェント・マイルのショップで購入したもの。
もっと色の明るいものと二枚購入。
当時は日本には未上陸だったので、海外で買うしかなかったのだ。
シャツはトミー・バハマでも、靴はデッキ・シューズという訳にはいかない。
彼女と会うので、ちゃんとした靴を履いていくことにする。
マドラス・モデッロの白。
ちょっとワインとは関係のない話が長くなりましたが、今夜も楽しい彼女と過ごす『NZ BAR』でした。