今夜は日本酒好きの友人たちと、日本酒の殿堂、荏原中延にある『かもすや酒店』で飲み会。
駅の改札を出て右へ曲がると、すぐ店の前に出る。
日本酒専門酒場、『かもすや酒店』と書かれた大きな垂れ幕が迎えてくれる。
この垂れ幕の後ろの階段を上り、2階にある店に向かう。
まずは生ビール。
サントリーのプレモル、マスターズ・ドリーム。
プレモルは大好きなビール。
その中でも"醸造家の夢"という名前だけあって、たまらなく美味い。
でも参加者は日本酒大好き人間たち。
ビールを飲みながらも、目は日本酒のボトルが並ぶ大きな冷蔵庫に釘付け。
今夜何を飲むか、銘柄を品定めしているのだ。
最初は烏賊の沖漬。
日本酒が旨くなるお通しだ。
赤ラベル特別純米酒。
陸奥八仙はここ数年急速に有名になり、私もよく飲んでいる。
この酒は一回火入れで、精米歩合は55/60%。
青森県八戸市にある、八戸酒造の酒である。
八戸には何度か行ったことがあり、料理も酒も旨い好きな街だが、飲み屋で話しているとなかなか話が通じないので困ったことがある。
正確には、相手は私の話がわかるのだが、私が相手の言っていることがわからないという状況なのだ。
福島県河沼郡の曙酒造が醸す酒である。
天明には多くの種類があるが、これは"ちょいリッチ47シリーズ"の純米大吟醸。
この色のラベルの酒は、麹米に山田錦、掛米に夢の香を用い、精米歩合は麹米が40%、掛米が47%。
色違いのラベルの酒は、異なる酒造米が使われている。
有機米を使用し、無濾過、低温貯蔵で醸された、まさに旨し酒である。
野菜と魚の揚げ物が大皿でど~んと出された。
塩を付けて食べると、更に日本酒を飲む気合が高まる。
3種類目の酒は、一生青春 特別純米酒。
これも福島県の曙酒造が醸す酒。
1997年、外部委託の杜氏制を止め、自社での醸造に切り替えたことを契機に、再出発の意味を込めて一生青春という新ブランドを立ち上げた。
大吟醸、吟醸、純米の三種類があるが、その内特別純米は特約店限定販売の酒。
今夜はその限定販売酒があるというので、問答無用で飲むことにした。
芳醇でコクのある天明と異なり、一生青春はより爽快で香も華やか。
同じ蔵が造るタイプの異なる酒の飲み比べも面白い。
これに冷えた銘醸をなみなみと注ぎ、ぐっと呷る。
旨い。
旨し酒が喉から胃に下り、五臓六腑に染み渡る。
「白玉の歯にしみとほる秋の夜は酒はしづかに飲むべかりけり」と言いたいところだが、わいわいがやがや飲むのも楽しい。
荏原中延の『かもすや酒店』で友人達と過ごす楽しい夜の続きは、また明日。





