急に時間が空いたので、海外へのとんぼ返りの旅に彼女を誘った。
土日しか駄目だというので、金曜日の深夜に発ち、日曜日の夕方に戻ってくる便を予約。
さすがに1泊の旅はもったいないので、私はもう1泊残り、月曜日の夕方に戻る便にした。
夜の羽田空港国際線ターミナルで待ち合わせ、ANAスイートラウンジで夕食をとる。
深夜便なので、機内での食事は現地到着時の朝御飯しかでないのだ。
まずはシャンパーニュ、テタンジェで乾杯。
サラダバーから好きな食材を選んで盛り付け。
夜でも食事の最初には野菜を食べることにしている。
おや、こんなにりっぱな器で出されるとは驚き。
蓋を開けてもらうときのわくわく感がたまらない。
舌平目のファルス、ヴァンプランソース、茸のリゾットと共に。
見た目にも美しく、香りが鼻腔をくすぐる。
シモネ・フェブルのシャブリ、2012年。
シモネ・フェブルは1840年創業。
長い歴史を持つドメーヌだが、2003年にルイ・ラツゥールの傘下に入った。
花の甘い香りを持ち、フルーティでエレガントなシャブリだ。
季節の食材が毎月次々と代わって出されるので、来るたびに今度はどんな料理に出会えるのかが楽しみのひとつ。
御飯が別に出されるのが面白い。
出されて初めてこの名前の意味がわかった。
マカナとは、ハワイ語で贈り物とのこと。
本当に贈り物のように素敵なデザートだ。
普通のコーヒーは自由に飲むことができるが、これは特別に出してもらうもの。
砂時計で飲み頃を計るのも面白い。
確かに最上のコーヒーと言える。
こんな素晴らしい食事をできるのなら、深夜便で飛ぶのも楽しいものだ。
そこで、搭乗前にシャワーを浴びることにする。
まざ私が手早くシャワーを済ませ、席に戻る。
次に彼女がゆっくりシャワーを浴び、その間私が手荷物を守る。
もちろんワインを飲みながら。
ANAのシャワールームはとても綺麗でアメニティが揃っている。
一回用のシャンプー、コンディショナー、ボディーソープ、メーク落し、洗顔ミルク、化粧水、乳液、シェービングクリーム、髭剃り、ヘアーブラシ、コーム、コットンパッド、綿棒。
化粧品は資生堂。
そして小さなボトルに入った資生堂のシャンプー、コンディショナー、ボディーソープの三点セット。
短期の旅行にはこれで充分。
さて、彼女が戻ってきたら、搭乗です。











